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2018-10681-0101
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2018 島根大学 前期
教育,人間科,総合理工(数理・情報システム学科を除く),生物資源科学部
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 不定方程式 6 ⁢x+2 ⁢y=1 は整数解をもたない.その理由を述べよ.
(2) 不定方程式 43 ⁢x+24 ⁢y=2 の整数解をユークリッドの互除法を用いて一組求めよ.
(3) 不定方程式 43 ⁢x+24 ⁢y=2 の整数解のうち, |x |≦30 かつ | y|≦ 30 をみたすものをすべて求めよ.
2018-10681-0102
総合理工学部は【3】
【2】 P と Q を座標空間の異なる点とし, O を原点とする.ただし, P の y 座標は正であり, Q の y 座標は負であるとする.さらに, OP→ と OQ → はどちらも大きさが 12 であり, x 軸の正の向きとなす角が 45 ⁢° , z 軸の正の向きとなす角が 120⁢ ° であるとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 点 A ( 1,0, 0) と B ( 0,0, 1) に対して,内積 OP →⋅ OA→ と OP →⋅ OB→ を求めよ.
(2) P と Q の座標を求めよ.
(3) ▵OPQ の外接円の面積を求めよ.
2018-10681-0103
教育,人間科,生物資源科学部
【3】 関数 f ⁡(x )= x3- 3⁢x を考える. a>0 に対して,曲線 y=f ⁡(x ) 上の点 ( a,f ⁡(a ) ) における接線を l 1 とし,点 ( a,f ⁡(a )) から曲線 y =f ⁡(x ) へ引いた接線で l 1 とは異なるものを l 2 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 関数 f ⁡(x ) の増減を調べ,曲線 y=f ⁡(x ) のグラフの概形をかけ.
(2) 直線 l 1 の方程式を求めよ.また,曲線 y =f ⁡(x ) と直線 l 1 で囲まれた図形の面積 S1⁡ (a ) を求めよ.
(3) 直線 l 2 の方程式を求めよ.また,曲線 y=f ⁡(x ) と直線 l 2 で囲まれた図形の面積を S2⁡ (a ) とするとき, S1⁡ (a) S2 ⁡(a ) の値を求めよ.
2018-10681-0104
総合理工(数理・情報システム学科),医(医学科)学部
(1) n が 3 で割って 1 余る自然数であるとき, 1+n+ n2 は 3 の倍数であることを示せ.
(2) すべての自然数 n に対し, n⁢( n+1) ⁢(1 +n+n 2) は 3 の倍数であることを示せ.
(3) すべての自然数 n , k に対し,
n⁢( n+1) ⁢(n +2) ⁢⋯⁢ (n+ k)⁢ (1+ n+n2 +⋯+ nk+ 1)
は k +2 の倍数であることを示せ.
2018-10681-0105
総合理工,医(医学科)学部
【2】 曲線 C を時刻 t ( 0≦t≦ π 2 ) によって
{ x=sin ⁡t ,y =y⁡( t) ,y⁡ (0) =y⁡ ( π2 )= 0
と媒介変数表示される動点 P ( x,y ) の軌跡とする.また, 0<x <1 のとき, P (x ,y ) における曲線 C の接線の傾きは
dyd x= 2- π⁢x π⁢1 -x2
で与えられているとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 時刻 t = π4 のときの点 P における曲線 C の接線の傾きを求めよ.
(2) 時刻 t ( 0<t< π 2 ) における点 P の y 軸方向の速度 dyd t を t を用いて表せ.
(3) y⁡( t) を t を用いて表せ.
(4) 曲線 C と x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.
2018-10681-0106
【3】 ▵AOP が次の条件(ⅰ),(ⅱ)をみたしている.
(ⅰ) OA=1
(ⅱ) ∠APO =60⁢ ° , 0⁢ °< ∠AOP<90⁢ ° , 0⁢ ° <∠OAP< 90⁢ °
直線 AP に関して O と対称な点を B とし,直線 BP に関して A と対称な点を C とおき,線分 OB と線分 AP の交点を M , 線分 OB と線分 AC の交点を Q とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 3 点 O ,P , C が一直線上にあることを示せ.
(2) x=OM , y=AM とするとき,線分 OP , AP ,BQ の長さをそれぞれ x , y を用いて表せ.
(3) θ=∠ AOB とする.条件(ⅰ),(ⅱ)をみたす ▵ AOP のうちで,線分 OC の長さが最大となる場合の θ の値を求めよ.
2018-10681-0107
【4】 2 枚のコインを同時に投げたとき,共に表が出るか共に裏が出れば一致が起こったという.大小 2 つの公正なコインを同時に投げる操作を n 回繰り返したとき,連続して一致が起こった回数の最大値が M である確率を p ⁡(n ,M) とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) p⁡( 4,2 ) を求めよ.
(2) p⁡( 2⁢k, k) を求めよ.
(3) ∑k= 1∞ p⁡( 2⁢k, k) を求めよ.ただし, limm →∞ m2m =0 であることを用いてもよい.