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【5】 箱の中に円硬貨と円硬貨がの割合で入っている.ただし,である.この箱から無作為に硬貨を枚取り出してその金額を記録し,その硬貨を箱に戻すという試行を回繰り返す.記録した金額の和を表す確率変数をとする(単位は円とする).また,円硬貨を取り出す回数を表す確率変数をとする.以下の問いに答えよ.
(1) とする.
(ア) のとりうる値をすべて書き出し,それらの値をとる確率をそれぞれ求めよ.
(イ) の期待値と,の分散を求めよ.
(2) とする.
(ア) の従う確率分布を求めよ.
(イ) をとの式で表せ.
(ウ) (2)(イ)の関係から,の期待値との標準偏差を求めよ.
(エ) が未満となるために必要な自然数の最小値を求めよ.
(3) 回の試行でを得たとする.
(ア) としたとき,となる確率を,正規分布による近似を用いて小数点以下第位まで求めよ.
(イ) の値が未知のとき,正規分布による近似を用いての信頼度の信頼区間を小数点以下第位まで求めよ.
(4) の値が未知のとき,確率変数の確率分布を正規分布により近似しての信頼度の信頼区間を求めるとする.このとき,信頼区間の幅を以下にするために必要な自然数の最小値を求めよ.