2018 横浜市立大 前期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.ただし,解答のみを解答用紙の所定の欄に記入せよ.

(1)  p3+ q3= 35 が成り立つような素数 p q の組 ( p,q ) をすべて求めよ.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.ただし,解答のみを解答用紙の所定の欄に記入せよ.

(2) 方程式

1+x2 =1 -2x 2

をみたす実数 x をすべて求めよ.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.ただし,解答のみを解答用紙の所定の欄に記入せよ.

(3) 鋭角三角形 ABC の垂心を O とし,点 A から辺 BC に下ろした垂線と辺 BC の交点を A C から辺 AB に下ろした垂線と辺 AB の交点を C とする.また, A C AA =2 AA CC =2 CC をみたす点とする.三角形 OBC OAC OAB の面積をそれぞれ α β γ とするとき,三角形 OA C の面積を α β γ を用いて表せ.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

易□ 並□ 難□

【1】  以下の問いに答えよ.ただし,解答のみを解答用紙の所定の欄に記入せよ.

(4)  674 の桁数および最高位の数字を求めよ.ただし, log10 2=0.3010 log10 3=0.4771 log10 4=0.6021 log10 5=0.6990 log10 6=0.7782 log10 7=0.8451 log10 8=0.9031 log10 9=0.7542 とする.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

易□ 並□ 難□

【2】 関数 f (x )

f( x)= x4- x3+ x2- x+1

とする.以下の問いに答えよ.

(1) 導関数 f ( x) について,方程式

f (x) =0

がただ 1 つの実数解を持つことを証明せよ.

(2) (1)におけるただ 1 つの実数解を x 0 とする.このとき

ax 0a+ 14

をみたす実数 a 1 つ求めよ.

(3) 不等式

5 8< f( x0) < 1116

を証明せよ.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

データサイエンス学部は【3】〜【5】から1題選択

易□ 並□ 難□

【3】 以下の問いに答えよ.

(1)  n を素数でない 4 以上の整数とする.このとき, n2 の約数 d で, n<d< n2 をみたすものが存在することを証明せよ.

(2) 整数 k =050 C k 101 の約数の個数を求めよ.

(3)  X=3 4( C 0 11 +C 1 11 +C 2 11 +C 3 11 +C 4 11 +C 5 11 ) とし,全体集合 U ={1 ,2, ,X} を考える. U の部分集合 A B C

A={ x| xU かつ x X の約数}

B={ x|x U かつ x X2 の約数}

C={ x| x=1 2 X-1 }

とする.

(ア)  X2 の約数で,かつ X より小さく, X の約数でないような整数からなる U の部分集合を D とする. D A B C を用いて表せ.

(イ) (ア)における D の要素の個数を求めよ.

2018 横浜市立大 前期

医(医学科),国際総合科(理学系),データサイエンス学部

データサイエンス学部は【3】〜【5】から1題選択

易□ 並□ 難□

【4】 以下の問いに答えよ.

(1) 関数 tan x の導関数を求めよ.

(2) 不定積分 1 cosx dx を求めよ.

(3)  n を自然数とするとき,

2n 1 cos2 n+1 x dx = tanx cos2 n-1 x +( 2n- 1) 1 cos2 n-1 x dx

が成り立つことを証明せよ.

(4) 定積分 0π 4 1 cos3 x dx を求めよ.

2018 横浜市立大 前期

データサイエンス学部

【3】〜【5】から1題選択

易□ 並□ 難□

【5】 箱の中に 10 円硬貨と 5 円硬貨が p :(1 -p ) の割合で入っている.ただし, 0p 1 である.この箱から無作為に硬貨を 1 枚取り出してその金額を記録し,その硬貨を箱に戻すという試行を n 回繰り返す.記録した金額の和を表す確率変数を X とする(単位は円とする).また, 10 円硬貨を取り出す回数を表す確率変数を M とする.以下の問いに答えよ.

(1)  p=0.5 n=3 とする.

(ア)  X のとりうる値をすべて書き出し,それらの値をとる確率をそれぞれ求めよ.

(イ)  X の期待値 E (X ) と, X の分散 V (X ) を求めよ.

(2)  p=0.5 とする.

(ア)  M の従う確率分布を求めよ.

(イ)  X M n の式で表せ.

(ウ) (2)(イ)の関係から, X の期待値 E (X ) X の標準偏差 σ (X ) を求めよ.

(エ)  σ (X )E (X ) 0.1 未満となるために必要な自然数 n の最小値を求めよ.

(3)  n=100 回の試行で M =64 を得たとする.

(ア)  p=0.5 としたとき, M64 となる確率を,正規分布による近似を用いて小数点以下第 3 位まで求めよ.

(イ)  p の値が未知のとき,正規分布による近似を用いて p の信頼度 95 % の信頼区間を小数点以下第 3 位まで求めよ.

(4)  p の値が未知のとき,確率変数 R =M n の確率分布を正規分布により近似して p の信頼度 95 % の信頼区間を求めるとする.このとき,信頼区間の幅を 0.1 以下にするために必要な自然数 n の最小値を求めよ.

inserted by FC2 system