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2018 立命館大学 文系学部A方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  0<x <1 とする. x4 +1 x4 =7 のとき, x6 + 1x6 = x+ 1x = x2- 1 x2 = となる.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)  k を正の整数, n 2 以上の正の整数とする.

連立不等式 { x>0 y>0 x+y <n

を満たす整数の組 ( x,y ) について考える.連立不等式 を満たす x =k に対して, y のとりうる値は, 個ある.したがって,連立不等式 を満たす整数の組 ( x,y ) は, 組ある.また,連立不等式 を満たす 組の x y の値をすべて足し合わせると, となる.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3) 点 ( x,y )

連立不等式 { x+y 2 x2+ y2 4

の表す領域 D を動くとき,次の問いに答えよ.

(a)  -2 x+y の最大値は 最小値は である.

(b)  2x +y の最大値は 最小値は である.

(c)  x2 +y2- 2x の最大値は 最小値は である.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【2】 株式会社 A は製品 P を製造するメーカーである.製品 P を製造するために機械 25 台と従業員数 L が必要である.機械 1 台あたりの価格を a > 0 ), 従業員 1 人あたりの給与を b > 0 とする.生産量 q 0 式で決定される.

q=5 L

 このとき,次の問いに答えよ.

(1)  の関係のもとで,製品 P q 作るために必要な従業員数 L q で表すと になる.製品 P q 作るための製造原価は,機械の購入代金と給与の支払いの合計とし,これ以外の費用は考えないとする.このとき製造原価は,

25a +bL

という式で表される.いま,機械 1 台あたりの価格が a =40 従業員 1 人あたりの給与が b =10 であるとする.このとき,製品 P 120 製造するために必要な従業員数 L となり,製造原価は となる.

 この製品 P の単価を 100 とする. A 社の売上高( 単価× 生産量 )と製造原価の差額である利益を最大にする生産量は q = となり,その生産量のもとで得られる利益は となる.ただし,製造すれば必ず第三者に販売され,在庫はもたないものとする.

(2)  A 社では, 25 台の機械を用いて 2 種類の製品 P1 P 2 を製造することとした.製品 P1 P 2 を製造するために,同じ機械を用いるが,従業員は製品 P1 P2 ごとに必要となる.各製品の製造に必要な従業員数をそれぞれ L1 L2 とする.製品 P1 P 2 の生産量をそれぞれ q1 q2 で表し,各製品の生産量は 式で決定される.

{ q1 =5 L1 q2 =5 L2

  式の関係のもとで, A 社の製造原価は,(1)と同様に,機械の購入代金と給与の支払いの合計とし,これ以外の費用は考えないとする.機械 1 台あたりの価格が a =40 従業員 1 人あたりの給与はすべて b =10 であるとする.このとき,製造原価は L 1 L 2 を用いて, で表される.

 いま, P1 だけを 製造するときの製造原価は であり, P1 q1= ( -60 ) P2 q2=60 それぞれ製造するときの製造原価は となる.

 この場合,機械が共有できれば, 1 種類の製品の製造に集中するよりも,同時に 2 種類の製品を製造した方が製造原価を低くすることができる.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【3】 大小 2 個の立方体がある.大きい立方体の 3 つの面には 1 2 つ面には 2 残りの 1 つの面には 3 の数字が書かれている.小さい立方体の 2 つの面には 1 2 つの面には 2 1 つの面には 3 残りの 1 つの面には 4 の数字が書かれている.立方体を投げたとき,出た数字は上側の面に書いてある数字とする.ただし,どの面が出るのも同様に確からしいとする.

 ここで,大小 2 個の立方体を投げたとき,大きい立方体の出た数字を x 成分,小さい立方体の出た数字を y 成分とするベクトルを考える.

 いま,大小 2 個の立方体を同時に投げる試行を 2 回繰り返す. 1 回目に投げたときのベクトルを p 2 回目に投げたときのベクトルを q と表すとき,次の問いに答えよ.

(1)

(a)  p =( 3,3 ) となる確率を求めよ.

(b)  p +q =( 4,2 ) となる確率を求めよ.

(2)  O を原点とし, p =OP q =OQ となる点 P Q を定める.

(a)  p =(1 ,2) かつ q= (3, 3) となる確率とそのときの OPQ の面積を求めよ.

(b)  OPQ の面積が 3 になる確率を求めよ.

(c)  OPQ の面積の最大値とその値をとる確率を求めよ.

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