1989 共通一次試験 追試験MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

1989 共通一次試験 追試験

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】  xy 平面上の相異なる 2 直線

ax y1= 0 xb y+3= 0

が点 (p ,q) で交わっている.このとき,

(1)  ab であり, p q は次のように表される.

p= b+ a b q = a+ a b

(2) いま, a b p q を正の整数とするとき,このような p q の組をすべて求めよう.

(ⅰ)  a=1 ならば, q の約数であり,

p=q+ q= または

である.

(ⅱ)  b=1 ならば,同様にして

p=q q= または

であることがわかる.

(ⅲ)  a1 b1 ならば, ab =q+1 より 2 p q+1 で,同じように b q=p+ 3 より q p+ であり,したがって p= bq = となるから

p= q = または

である.

1989 共通一次試験 追試

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】  xy 平面において,直線 3 x+4 y=12 l l y 軸との交点を A l x 軸との交点を B とし,不等式

x0 y0 3x+4 y12

が表す領域を D とする.領域 D 内に半径 r の二つの円 S T があって,円 S は直線 l y 軸に接し,円 T は直線 l x 軸に接している.円 S T の中心をそれぞれ P Q とする.このとき,

(1) 点 A の座標は ( 0, ) B の座標は ( , 0) である.

(2) 半径 r のとき,円 S T は一致し, APB= エオ ° となる.

(3) 点 P は直線 y = 1 x+ 上にあり,点 Q は直線 y = ( x ) 上にある.

(4) 円 S と円 T とが接しているならば, r コサ シス である.

1989 共通一次試験 追試

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  x についての二つの 2 次式

は,次の条件(A),(B)を満たしている.ただし a >b とする.

 このとき,

(1) 条件(A)から c の値は であり, a+b = イウ である.これと条件(B)から a = エオ b= カキ となる.

(2)  xy 平面上で,点 C (c, 0) を通る直線 y= m(x c) が,二つの放物線 y= f(x ) y=g (x) C 以外にそれぞれ点 P Q で交わるとする.このとき, m= ならば PC= CQ である.

(3)  f( x) g (x) の最大公約数は x であり,恒等式

f(x ) (x コサ ) g (x ) (x+ スセ ) =x

が成り立つ.また, f( x) g (x) の最小公倍数は

x3 タチ x+ ツテ

となる.

1989 共通一次試験 追試

数学II

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】  xy 平面において,頂点が原点 O と点 (3 ,0) ( 3,8 ) (0,8 ) である長方形の辺上に,定点 E (1, 0) および相違なる 3

A(0 ,a) B( b,8) C( 3,c)

があり,ベクトル AB OE + OA と平行で, BC EA と平行であるとする.このとき,

(1)  AB = ( OE +OA ) BC = ( ) EA であり, b c a を用いて表すと,

b= c= キク ケコ

となるから, a の値の範囲は <a である.

(2)  a= のとき,ベクトル EC AB と平行になる.また, a または タチ のとき,線分 AE AC の長さは等しい.

(3) 線分 AC EB の交点を D とすれば,

ED = ( b) EA +EC b

が成り立つ.

1989 共通一次試験 追試

数学II

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】  x 3 次関数 f (x )

f(x )=x 3+3 a x2+ 3b x+c a b c は定数)

であるとし, S= 02 f (x) dx とおく.このとき,

(1)  S= a + b + c + である.

(2) いま, f( x) は次の条件(A),(B)を満たしているとする.

 このとき,条件(A)より

c= a +b= キク

となるから, b ならば, f( x) x = , で極値をとり,その極値は

( b+ ) 2 ( ) ( b2 +b+ ) 2

である.したがって,条件(A),(B)が成り立つのは, および

チツ b テト

が成り立つときである.

(3) (1),(2)より,条件(A),(B)を満たす f (x ) について, S の最大値は ナニ 最小値は ヌネ である.

1989 共通一次試験 追試

数学II

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【6】 三つの面が 1 の目,二つの面が 2 の目,一つの面が 3 の目のサイコロがある.したがって,このサイコロを投げるとき, 1 の目, 2 の目, 3 の目が出る確率はそれぞれ 12 1 3 16 である.このサイコロを 5 回投げるとき,

(1) 出た目の和が 6 になる場合は 通りであり, 8 になる場合は イウ 通りである.

(2) 出た目の和が 6 になる確率は オカ であり, 8 になる確率は キク ケコサ である.

(3)  4 回めまでの目の和と 5 回めの目との差が 2 である確率は スセソ である.

(4) 続けて 3 回以上 2 の目が出る確率は チツ である.

inserted by FC2 system