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1989 大学入試センター試験 試行試験

数学II

配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】〔1〕 座標平面上に 2 A (−8 ,0) B (2, 0) をとる.この平面上の点 P に対して

AP +2 BP =AQ

となる点 Q をとる.このとき,

(1)  BQ = BP である.

(2) 点 P が点 C (0 ,1) を中心とする半径 1 の円周上を動くとき,点 Q は点 ( , ) を中心とする半径 の円周上を動く.

 したがって,ベクトル AQ の大きさの最大値は ,最小値は である.

〔2〕 三角形 OAB の辺 OA 2 :1 に内分する点を C OB 1 :2 に内分する点を D とし,ベクトル OA OB をそれぞれ a b と表す.

(1) 線分 AD BC との交点を E とすると,実数 s t を用いて

OE = a +s ( b a ) =b + t ( a b )

と表される.したがって,

OE = a + b

である.

(2) 線分 OE CD AB の中点をそれぞれ L M N とすると

である.したがって,

LM = ノハ ( a + b ) LN = ヘホ (a + b )

となり, 3 L M N はベクトル a + b と平行な一直線上にある.

1989 大学入試センター試験 試行試験

数学II

〔2〕と合わせて配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕 三つの数 a= 3 2 b =log4 7 c =log2 243 を考える.このとき,

a= 16 log 2 アイウ b= 16 log2 エオカ c= 16 log 2 キクケ

であるから, a b c を大きさの順に並べると,

< <

となる.

1989 大学入試センター試験 試行試験

数学II

〔1〕と合わせて配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕  a b を実数とし, 3 次関数 f (x) = 13 x3 2x2 +ax +b を考え,曲線 y= (x) C とする.曲線 C 上の点 (0 ,f( 0)) における接線が再び C と交わる点の y 座標が 372 であるとき,

スセ a+ b= タチ

である.

 さらに, f(x ) x =p および x= q p q )で極値をとり f (p) +f (q)= 7 3 ならば,

a+ b = トナ

である.したがって, より a= b= である.

 このとき,曲線 C と直線 y= 1 2 で囲まれる図形の面積は である.

1989 大学入試センター試験 試行試験

数学II

配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 の数字を記した 10 枚のカードがある.この中から取り出したカードを上下を気にせず縦に置き,そのカードの数字が読めるか読めないかを考える.ただし, 0 1 8 は上下を逆にしても同じ数字であり, 6 9 は上下を逆にするとそれぞれ 9 6 となる.その他の数字は上下を逆にすると読めないとする.

(1) この中から 1 枚を取り出して置くとき,

である.また,

読める状態になっている確率は

である.

(2)  2 枚を同時に取り出して並べて置くとき,

である.また,

である.

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