2000 大学入試センター試験 追試験 数学II・数学IIBMathJax

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2000 大学入試センター試験 追試

数学II・数学IIB共通

(必答問題 〔2〕とあわせて配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕  x t は実数で

log3 (x+3 t)=2 t 2

を満たしているとする.

(1)  x t を用いて

x= 3 t t

と表される.

(2)  t=0 のとき, x= オカ である.

(3)  x=2 3t のとき, t= である.

(4)  x= 9 4 のとき, t=2 log3 である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学II・数学IIB共通

(必答問題 〔1〕とあわせて配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕  a を実数とし,関数

F(x )=a sin(x 60° ) +asin (x+ 60°) 2sin2 x

を考える.ただし, 0°x 180° とする.

(1)  F(x )= ( sinx ) sinx と表される.

(2)  0°x 180° で常に F(x )0 が成り立つような a の最小値は である.

(3)  0<a の場合を考える.

  F( x) sinx= a のとき最大値 m= a をとる.また, F( x) の最小値は である.

 定数 b 0<b< m を満たすようにとるとき, x に関する方程式 F( x) =b の解は 個ある.

2000 大学入試センター試験 追試

数学II・数学IIB共通

(必答問題 配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上で三つの曲線

を考える.ただし, a b k は定数で, k>0 とする.

(1)  C1 C2 の交点 P の座標は ( , ) である.

(2) 点 Q(−4 ,0) における C1 の接線の方程式は

y= x+ エオ

であり,点 R (2 ,0) における C2 の接線の方程式は

y= カキ x+

である.

(3)  C3 2 Q R を通るとする.このとき

a= ケコ b=

である.さらに点 Q における C1 の接線と C3 の接線が一致するのは

k=

のときである.このとき,第 2 象限において,曲線 C1 C3 および y 軸で囲まれる部分の面積は セソ である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学II

(必答問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 原点を O とし, 2 直線

y= 125 x y= 34 (x 1)

の交点を A x と直線 の交点を B とする. AOB の二等分線 l の方程式を求めよう. l x 軸のなす角を θ とすると, tan2 θ= アイ である.

  2 倍角の公式から t=tanθ は,方程式

t 2+ t =0

を満たすことがわかる.これより, l の方程式は y= x である.

 線分 OB B の側への延長上に点 C をとる.

  l の場合と同様にして, ABC の二等分線 m の方程式は

y= x

である.したがって, l m の交点の座標は

( , )

である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学II

(必答問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 関数 f(x) =−3x 2+12 の不定積分 g(x)

g( x) = x + ウエ x+ C

である.ただし, C は積分定数とする.

(1)  y=g ( x) x= オカ のとき極小値 キクケ +C をとり, x= のとき極大値 サシ +C をとる.

(2)  y=g( x) のグラフが異なる 3 点で x 軸と交わる C の範囲は

スセソ < C< タチ

である.

(3)  x の値が オカ から まで変化するときの g(x) の平均変化率は である.直線 y= x+2 が曲線 y=g( x) の接線となるような C の値は ± トナ である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学IIB

(選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 各辺の長さが 1 である正四面体 OABC において,線分 AB の中点を P 線分 OB 2:1 に内分する点を Q 線分 OC 1:3 に内分する点を R とする.また, OA =a OB = b OC =c とおく.

(1) 次の内積を計算すると

a b =b c = c a=

である.

(2) 

であるから

PQ PR = タチ

であり,さらに

|PQ | = |PR | =

を得る.したがって, QPR=θ とするとき

cosθ= ネノ

となる.

2000 大学入試センター試験 追試

数学IIB

(選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 複素数平面上で,複素数 α β を表す点をそれぞれ A B とする. 2 A B  は原点 O を中心とする半径 1 の円 C 上にあって

2α β 2α +1+i= 0

を満たしているとする.このとき, α β を求めよう.

(1)  γ= 12 (1+ i) とするとき, γ を極形式で表すと

γ=cos アイ °+ isin アイ °

となり, γ を表す点 P も円 C 上にある.

(2) 等式 を変形すれば, αγ =αβ となるので

|α γ |=

となる.三角形 OAP の形を考えれば,点 A は点 P を原点 O のまわりに ± エオ ° だけ回転して得られる点であることがわかる.

(3) したがって,虚部(虚数単位 i の係数)が負となる α の偏角 θ は, −180° θ<180° の範囲では θ= カキ °

α= + + i

である.( は解答の順序を問わない.)

 そのとき β

β=1 γ α= i

である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学IIB

(選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】  1 から 6 までの数のいずれか一つが書かれたカードが,おのおのの数に対して一枚ずつ,合計 6 枚ある.これらをよく切った上で,左から右に一列に 6 枚並べる.カードに書かれた数を左から順に,和がはじめて 11 以上となるまで加える.このとき,加えた数の個数と最後に加えた数を,それぞれ確率変数 X Y とする.

(1)  X のとり得る値は 通りである.

(2)  X=2 となる確率は ウエ である.

(3)  X=x のとき,カードに書かれた数を,今度は右から順に和がはじめて 11 以上となるまで加える.このとき,加えた数の個数は x である.

(4)  X=3 となる確率は カキ クケ である.

(5) 条件 X=3 の下で, Y=1 となる条件つき確率は サシ である.

2000 大学入試センター試験 追試

数学IIB

(選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【6】  n 3 以上の整数とする. 1u< v<w n を満たすような 3 個の整数 u v w の組をすべて求めるため,次のようなプログラムをつくった.

(1) 上のプログラム中の に,次の 1 9 のうちから適当なものを一つずつ選んでプログラムを完成せよ.

(2) このプログラムを実行し,n=? に対して 4 を入力すると,整数の組が 個表示され, 3 行目, 4 行目の表示はそれぞれ

となる.

(3) このプログラムを実行し,n = ?に対して 6 を入力すると,整数の組が コサ 個表示され,その中で 2v=u +w を満たす整数の組は 個ある.また,この 個の中で 4 番目に表示されるのは

であり,これは コサ 個の中では タチ 行目に表示される.

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