2005 大学入試センター試験 本試験 数学I/数学IAMathJax

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2005 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

必答問題

[2]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[1]  a を定数とし, x 2 次関数

y=x2 2 (a+ 2) x+ a2 a+1

のグラフを G とする.

(1) グラフ G y 軸との交点の y 座標を Y とする. Y の値が最小になるのは a= のときで,最小値は である.このときグラフ G x 軸と異なる 2 点で交わり,その交点の x 座標は,

± カキ

である.

(2) グラフ G y 軸に関して対称になるのは a= のときで,このときのグラフを G1 とする.

 グラフ G x 軸に接するのは a= のときで,このときのグラフを G2 とする.

 グラフ G1 x 軸方向に y 軸方向に セソ だけ平行移動するとグラフ G2 に重なる.

2005 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

必答問題

[1]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[2] 大小 2 個のさいころを投げ,出た目の数をそれぞれ a b とし, 2 次関数 y= x2 b 2 a のグラフを C とする.

(1) グラフ C x 軸との共有点の個数が 0 個である確率(すなわちグラフ C x 軸と共有点をもたない確率)は であり,共有点の個数が 1 個である確率は ,共有点の個数が 2 個である確率は である.

(2) グラフ C x 軸との共有点の個数の期待値は である.

(3) グラフ C x 軸とが共有点をもち,かつ共有点の x 座標がすべて整数となる確率は ネノ ハヒ である.

2005 大学入試センター試験 本試

数学I

必答問題

配点30点

数学IA【2】[2]の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 線分 AB を直径とする半円周上に 2 C D があり,

AC=2 5 AD=8 tan CAD= 12

であるとする.さらに,線分 AD と線分 BC の交点を E とする.

 このとき,

cos CAD= CD=

である.

 また,

ADC の面積は

であり,

AB= キク BD = DE =

である.

2005 大学入試センター試験 本試

数学I

必答問題

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 数直線上の点 P を,さいころを投げて出た目の数だけ移動させることにする.移動する方向は,偶数の目なら正,奇数の目なら負とする.

(1) さいころを 3 回投げる.投げ終わったとき点 P が最初の位置に戻っているためには,偶数の目が 回,奇数の目が 回出る場合しかない.よって点 P が最初の位置に戻っている目の出方は ウエ 通りある.

(2) さいころを 4 回投げる.投げ終わったとき点 P が最初の位置に戻っている確率を求めたい.

(ⅰ) さいころの目が 2 1 3 の順に出た場合,点 P は最初の位置に戻っている.これらの数字 2 1 3 を全部使って作られる順列の総数は カキ 通りある.これらの場合もすべて,点 P は最初の位置に戻っている.

(ⅱ) さいころの目が 2 1 5 の順に出た場合,やはり点 P は最初の位置に戻っている.これらの数字 2 1 5 を全部使って作られる順列の総数は ケコ 通りある.

(ⅲ) さいころを 4 回投げ終わったとき,点 P が最初の位置に戻っているためには,偶数の目が 回,奇数の目が 回出る場合しかない.よって点 P が最初の位置に戻っている目の出方は スセ 通りあり,求める確率は タチ である.

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

必答問題

[2]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕  a b を実数とし, x の整式

A=x4 + (a2 a 1) x2 + (a 2+ b)x +b3 B=x2 x a

を考える. A B で割った商を Q 余りを R とすると,

Q=x2 + x+a

R=( a+ b) x+ a + b

である.

(1)  R=x +7 のとき, a= または a= オカ である.

(2)  に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つずつ選べ.

(ⅰ)  a< 12 は,すべての実数 x に対して Q>0 となるための

(ⅱ)  a+b =0 は, A B で割り切れるための

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

必答問題

[1]とあわせて配点40点

数学I【2】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕 線分 AB を直径とする半円周上に 2 C D があり,

AC=2 5 AD=8 tan CAD= 12

であるとする.

 このとき,

cos CAD= CD=

である.

 さらに,

ADC の面積は AB= ソタ

である.

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題

(2)とあわせて配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】

(1) 数列 {a n} の初項から第 n 項までの和 Sn = k= 1n ak

Sn = n2 +24 n (n= 1 2 3 )

で与えられるものとする.このとき a1 = アイ a2= ウエ である.また an <0 となる自然数 n の値の範囲は n オカ であり,

k= 140 | ak |= キクケ

となる.

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題

(1)とあわせて配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】

(2) 初項 1 ,公比 3 の等比数列を {b k} とおく.各自然数 n に対して, bk n を満たす最大の bk cn とおく.例えば, n=5 のとき

b2 = 3 b3 = 9 であり b1 < b2 5< b3 < b4 <

なので c5 = b2 = 3 である.

(ⅰ)  c10 = であり, cn= 27 である自然数 n は全部で サシ 個ある.

(ⅱ)  k= 130 ck = スセソ である.

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

参考図

【4】  ABC において, A は鈍角で, B =30 ° である.点 C から直線 AB に引いた垂線と直線 AB との交点を H とする.辺 BC の中点を M とし,直線 AC 3 A B M を通る円と点 A で接しているとする.

 下の については,最も適当なものを次の 0 F のうちから一つずつ選べ.

0  鋭角三角形 1  直角二等辺三角形
2  二等辺三角形 3  正三角形 4  直角三角形
5   ABC 6   AMB 7   HMC
8   MAB 9   MCA
A   AB B   AC C   AM
D   BC E   BH F   CH

 直角三角形 HBC において HBC =30 ° なので, BC=2 である.一方 MAC= なので, MAC は相似になる.したがって

AC2 = MC

となる. M は辺 BC の中点なので

AC= CH

が成り立つ.したがって HAC であり, AMB= カキ ° となる.

  AC HM の交点を K ,直線 BK HC の交点を L とする. HBK BCK の面積比は HL:LC であり, CHK BCK の面積比は

CHK: BCK= HA:

である.また, M は辺 BC の中点だから, HBK CHK の面積は等しい.ゆえに, HL: LC= HA: が成り立つ.

 したがって HAL HBC の面積比は

HAL : HBC =1:

となる.

2005 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】 次のプログラムを考える.ただし,Nには自然数を入力するものとする.また,INT(X)Xを超えない最大整数を与える関数である.

(1) 上のプログラムを実行し,N=? 3 を入力すると, 3 桁の数が 個表示される.特に, 2 番目に表示される 3 桁の数は イウエ である.

(2) 上のプログラムを実行し,N=? 5 を入力すると,150行は オカ 回実行され, イウエ 番目に表示される.

(3) 上のプログラムの160行と180行を,それぞれ次のように書き直す.

 変更したこのプログラムを実行し,N=? 7 を入力する.このとき,表示される 3 桁の数のうち,最大の数は クケコ であり, 300 以上 500 以下の数は 個である.

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