2016 大学入試センター試験 追試験 数学I/数学IAMathJax

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2016 大学入試センター試験 追試

数学I,数学IA共通

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[1] 実数 x について

命題 A :「 x 2>2 または x 3>0 」ならば「 x >2

を考える.

(1) 次の に当てはまるものを下の 0 5 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

 命題 A の逆,対偶を考えると次のようになる.

逆:「 」ならば「

対偶:「 」ならば「

(2) 次の に当てはまるものを,下の 0 6 のうちから一つ選べ.

 命題 A とその逆,対偶のうち, が真である.

(3) 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 実数 x についての条件「 x 2>2 または x3> 0 」は,「 x >2 」であるための

0  必要条件であるが,十分条件ではない

1  十分条件であるが,必要条件でない

2  必要十分条件である

3  必要条件でも十分条件でもない

2016 大学入試センター試験 追試

数学I

数学IA〔2〕の類題.数学IAは(2)のみ

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[2]

(1) 下の には,次の 0 3 のうちから当てはまるものを一つ選べ.

  1 次不等式 ( 5-31 )x +12<0 の解は

x クケ + サシ

である.

(2)  21 の整数部分は である.

  21 23 31 の小数部分をそれぞれ a b c とするとき

a-c= +21 -31

であり

( +21 -31 ) ( +21 +31 ) (9+ 221 ) =

となる.

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ.

  が成り立つ.



2016 大学入試センター試験 追試

数学I

数学IA【1】〔3〕の類題

配点25点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】  a b は定数で, a0 とする.

(1) 下の には,次の 0 4 のうちから当てはまるものを一つ選べ.

  x 2 次不等式

a2 x2 -4a x+b <0

の解が存在するような b の値の範囲は

b

である.また の解が 1 <x<3 になるような a b の値は

a= b=

である.

(2)  x 2 次関数

y=a 2x 2-4 ax+ b

を考える. のグラフの頂点の x 座標が 1 以上 3 以下になるような a の値の範囲は a である.

  a のとき, 1x 3 における の最小値が 0 最大値が 1 になるような a の値は b の値は である.

 下の には,次の 0 のうちから当てはまるものを一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

  a<0 のとき, 1x 3 における の最小値が 0 最大値が 1 になるような a の値は であり,そのときの b の値は セソ である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学I

数学IA【2】[2]の類題

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において, AB=5 BC=8 CA=7 であり, ABC の外接円の中心を O とする.また,辺 AB の中点を D AC の中点を E として,直線 OD と辺 BC の交点を P 直線 OE と辺 BC の交点を Q とする.

(1)  cos ABC= であり, ADE の面積は である.また, ABC の外接円の半径は であり, OD= ケコ である.

(2)  tan ABC= であるので, DP= であり, OP OD= ツテ である.したがって, PQ= トナ ニヌ であるので,四角形 DEPQ の面積は ネノ ヒフ である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学I

数学IA【2】〔2〕の類題.数学IAは(2)がない.

配点4点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】

[1]  30 人の生徒に数学のテストを行った.次の表1は,その結果である.ただし,表1の数値はすべて正確な値であるとして解答せよ.

表1 数学のテストの得点

62 54 44 30 88 24 45 55 68 51 46 86 82 71 63
70 55 61 74 65 74 30 72 74 85 98 66 71 78 96

 次の表2は,表1の 30 人のテストの得点を度数分布表にしたものである.

表2  30 人の生徒の得点の度数分布表

階級(点) 度数(人)
20 以上 30 未満 1
30 以上 40 未満 2
40 以上 50 未満3
50 以上 60 未満 4
60 以上 70 未満 6
70 以上 80 未満 8
80 以上 90 未満4
90 以上 100 未満 2
合 計 30

(1)  30 人の得点の中央値は アイ である.

(2)  30 人の生徒の数学のテストの平均値は正確に 64.6 点である.この生徒を 12 人のグループ1と 18 人のグループ2に分けた.

 グループごとに得点の平均値を計算すると,グループ1の生徒の平均値が正確に 47.0 点であった.このとき,グループ2の生徒の平均値は小数第 2 位を四捨五入すると ウエ . 点である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学I,数学IA共通

数学IAは【2】〔3〕で,解答欄はシからセ

配点7点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】

〔2〕  A 組から D 組の各組 30 人の生徒に対して理科のテストを行った.次の図1は,各組ごとに理科のテストの得点を箱ひげ図にしたものである.

センター試験追試験数I【4】〔2〕2016100000306の図

図1  A 組から D 組の理科のテストの箱ひげ図

(1) 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つずつ選べ.ただし,解答の順序は問わない.

 図1の箱ひげ図について述べた文として誤っているものは である.

0   A B C D 4 組全体の最高点の生徒がいるのは B 組である.

1   A B C D 4 組で比べたとき,四分位範囲が最も大きいのは A 組である.

2   A B C D 4 組で比べたとき,範囲が最も大きいのは A 組である.

3   A B C D 4 組で比べたとき,第 1 四分位数と中央値の差が最も小さいのは B 組である.

4   A 組では, 60 点未満の人数は 80 点以上の人数より多い.

5   A 組と C 組で 70 点以下の人数を比べたとき, C 組の人数は A 組の人数以上である.

(2) 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 図1の C 組の箱ひげ図のもとになった得点をヒストグラムにしたとき,対応するものは である.ただし,ヒストグラムは〔1〕の表2の度数分布表と同じ階級を用いて作成した.

0 1
センター試験追試験数I【4】〔2〕2016100000306の図センター試験追試験数I【4】〔2〕2016100000306の図
2 3
センター試験追試験数I【4】〔2〕2016100000306の図センター試験追試験数I【4】〔2〕2016100000306の図

2016 大学入試センター試験 追試

数学I

数学IA【2】〔4〕の類題.数学IAでは(3)がない

配点9点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】〔3〕 次の表3は,あるクラスの生徒 30 人に行った科目 X と科目 Y のテストの得点であり,これらの平均値,標準偏差,共分散をまとめたものが下の表4である.

表3 科目 X と科目 Y の得点

科目 X 63 76 58 71 75 56 81 80 84 77 76 63 63 59 63
科目 Y 47 78 60 46 58 63 73 59 66 49 62 58 65 50 42
科目 X 77 78 68 59 72 68 79 67 79 73 77 67 63 78 76
科目 Y 82 66 40 55 42 69 77 57 63 52 49 45 55 84 56

表4

 平均値 標準偏差
科目 X 70.9 7.81
科目 Y 58.9 11.74
科目 X と科目 Y の得点の共分散 36.89

(共分散とは,科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差の値の平均値である)

(1) 次の にあてはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 科目 X と科目 Y の得点を散布図にしたものは である.

0 1
センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図 センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図
2 3
センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図 センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図

(2) 次の にあてはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 表3の得点を 12 にして 50 点満点の得点に換算した.例えば, 62 点であった場合は得点を 2 で割った値である 31 点とし, 63 点であった場合は 31.5 点とする.このとき,科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差は,換算後,それぞれもとの得点の偏差の 12 になる.したがって,科目 X についてもとの標準偏差と換算後の標準偏差を比較し,さらにもとの共分散と換算後の共分散を比較すると,

0  換算後の標準偏差と共分散の値はともに,もとの値の 12 になる

1  換算後の標準偏差と共分散の値はともに,もとの値の 14 になる

2  換算後の標準偏差はもとの値の 12 になり,共分散の値はもとの値の 14 になる

3  換算後の標準偏差の値はもとの値の 14 になり,共分散の値はもとの値の 12 になる

(3) 次の に当てはまるものを,下の 0 4 のうちから一つ選べ.

 (2)の計算による換算後の科目 X と科目 Y の得点の相関係数を計算した.このとき,換算後の相関係数をもとの相関係数で割った値は, になる.

0   -1 1   -1 2 2   0 3   12 4   1

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

数学I【1】〔2〕(2)と同一問題

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[2]  21 の整数部分は である.

  21 23 31 の小数部分をそれぞれ a b c とするとき

a-c= +21 -31

であり

( +21 -31 ) ( +21 +31 ) (9+ 221 ) =

となる.

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ.

  が成り立つ.



2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

数学I【2】の類題

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[3]  a b は定数で, a0 とする. x 2 次関数

y=a 2x 2-4 ax+ b

を考える. のグラフの頂点の x 座標が 1 以上 3 以下になるような a の値の範囲は a である.

 下の には,次の 0 4 のうちから当てはまるものを一つずつ選べ.

  x 2 次不等式

a2 x2- 4a x+b< 0

の解が存在するような b の値の範囲は

b

である.また の解が 1 <x<3 になるような a b の値は

a= b=

である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕  ABC において, AB=1 CA= 3 cos BAC= - 33 とすると, BC= であり, ABC の面積は である.

  ABC の外接円の中心を O とし,直線 OB ABC の外接円との交点で B と異なる点を D とすると, BD= であり, BCD の面積は である.

 直線 AD と直線 BC との交点を E とすると

AE DE=

である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

数学I【4】〔1〕の類題.数学Iは(2)追加

配点2点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕  30 人の生徒に数学のテストを行った.次の表1は,その結果である.ただし,表1の数値はすべて正確な値であるとして解答せよ.

表1 数学のテストの得点

62 54 44 30 88 24 45 55 68 51 46 86 82 71 63
70 55 61 74 65 74 30 72 74 85 98 66 71 78 96

 次の表2は,表1の 30 人のテストの得点を度数分布表にしたものである.

表2  30 人の生徒の得点の度数分布表

階級(点) 度数(人)
20 以上 30 未満 1
30 以上 40 未満 2
40 以上 50 未満3
50 以上 60 未満 4
60 以上 70 未満 6
70 以上 80 未満 8
80 以上 90 未満4
90 以上 100 未満 2
合 計 30

  30 人の得点の中央値は コサ である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

数学I【4】〔3〕の類題.数学Iでは(3)が追加

配点6点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔4〕 次の表3は,あるクラスの生徒 30 人に行った科目 X と科目 Y のテストの得点であり,これらの平均値,標準偏差,共分散をまとめたものが下の表4である.

表3 科目 X と科目 Y の得点

科目 X 63 76 58 71 75 56 81 80 84 77 76 63 63 59 63
科目 Y 47 78 60 46 58 63 73 59 66 49 62 58 65 50 42
科目 X 77 78 68 59 72 68 79 67 79 73 77 67 63 78 76
科目 Y 82 66 40 55 42 69 77 57 63 52 49 45 55 84 56

表4

 平均値 標準偏差
科目 X 70.9 7.81
科目 Y 58.9 11.74
科目 X と科目 Y の得点の共分散 36.89

(共分散とは,科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差の値の平均値である)

(1) 次の にあてはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 科目 X と科目 Y の得点を散布図にしたものは である.

0 1
センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図 センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図
2 3
センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図 センター試験追試験数I【4】〔3〕2016100000307の図

(2) 次の にあてはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

 表3の得点を 12 にして 50 点満点の得点に換算した.例えば, 62 点であった場合は得点を 2 で割った値である 31 点とし, 63 点であった場合は 31.5 点とする.このとき,科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差は,換算後,それぞれもとの得点の偏差の 12 になる.したがって,科目 X についてもとの標準偏差と換算後の標準偏差を比較し,さらにもとの共分散と換算後の共分散を比較すると,

0  換算後の標準偏差と共分散の値はともに,もとの値の 12 になる

1  換算後の標準偏差と共分散の値はともに,もとの値の 14 になる

2  換算後の標準偏差はもとの値の 12 になり,共分散の値はもとの値の 14 になる

3  換算後の標準偏差の値はもとの値の 14 になり,共分散の値はもとの値の 12 になる

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

【3】〜【5】から2題選択

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  1 個のさいころを投げる試行を 4 回繰り返す.以下では, 1 回目の試行におけるさいころの目が 5 以上である事象を A1 1 回目と 2 回目の試行における目の和が 5 以上である事象を A2 1 回目から 3 回目までの試行における目の和が 5 以上である事象を A3 1 回目から 4 回目までの試行における目の和が 5 以上である事象を A 4 と表す.

 また,事象 A B の積事象を A B 事象 A の余事象を A で表す.

(1) 事象 A 1 が起こる確率は, である.

(2) 事象 A1 A2 が起こる確率は, である.また,事象 A1 が起こったときの事象 A 2 が起こる条件付き確率は, である.

(3) 事象 A2 が起こったときの事象 A 3 が起こる条件付き確率は, である.

(4) 事象 A3 が起こったときの事象 A 4 が起こる条件付き確率は, ケコ サシ である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

【3】〜【5】から2題選択

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】  a=407 b=481 とする.

(1)  a b の最大公約数は アイ であり,最小公倍数は ウエオカ である. ab c が整数となる正の整数 c の中で,最小のものは キクケ である.

(2)  a b の最大公約数が アイ であることに注意すると,不定方程式

ax= -by

の整数解は, x= コサシ k y= スセ k k は整数)である.

(3) 不定方程式

ax+ by= 40700

を満たす 0 以上の整数 x y の組は 組あり,その中で x が最も小さいものは x = y= チツ である.また

ax+ by= 40700+ アイ

を満たす 0 以上の整数 x y の組は 組あり,その中で x が最も小さいものは x = y= ナニ である.

2016 大学入試センター試験 追試

数学IA

【3】〜【5】から2題選択

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

2016年センター試験追試験数学IA【5】2016100000315の図

【5】  ABC の内心を O 内接円 O と辺 BC の接点を H とする.辺 BC 上に点 D をとる.ただし, D B C と異なる点とする.

  ABD の内心を P とし,内接円 P と辺 BD の接点を E とする. ACD の内心を Q とし,内接円 Q と辺 CD の接点を F とする.

  PQ を直径とする円と 2 D H の間の関係で ABC がどのような形でも成り立つものを調べる.

 次の には,下の 0 3 のうちから当てはまるものを一つ選べ.

  ADP= ADB ADQ= ADC であるから, PQ を直径とする円と点 D の関係について正しい選択肢は である.

0   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, D はその円の内部にある.

1   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, D はその円周上にある.

2   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, D はその円の外部にある.

3   D が辺 BC 上のどの位置にあるかに応じて, D は,円の内部,円周上,円の外部のどの場合もある.

 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返しえらんでもよい.

BH= 12 (AB + - )

BE= 12 (AB + - )

DF= 12 (CD + - )

である.

 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

  から, EH= であることがわかる.

0   PQ 1   OP 2   12 EP 3   DF

 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

  PQ の中点を J とする. J を通り辺 BC に垂直な直線と BC の交点を K とすると, K EF の中点であるから, HK= である.

0   DK 1   12 JK 2   EH 3   12 FK

 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つ選べ.

  HK= に着目すると, PQ を直径とする円と点 H の関係について,正しい選択肢は である.

0   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, H はその円の内部にある.

1   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, H はその円周上にある.

2   D が辺 BC 上のどの位置にあっても, H はその円の外部にある.

3   D が辺 BC 上のどの位置にあるかに応じて, H は,円の内部,円周上,円の外部のどの場合もある.

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