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【2】 は以上の自然数,は平面上の半径の円とする.をに内接し次のつの条件(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ)をすべて満たす個の円の組とする.
(ⅰ) すべての円の半径が等しい.
(ⅱ) どの円も点で交わらない.
(ⅲ) どの円もつの円と外接する.
次に,の円すべてに外接する円をとし,をに内接し(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ)をすべて満たす個の円の組とする.同様に,に対して,の円すべてに外接する円とそれに内接する個の円の組を考える.例えばの場合,図1の破線で描かれた円に対して実線で描かれたつの円の組はの例である.また,図2の点線で描かれた円がその内部にある実線で描かれたつの円の組がの例である.
図1 |
図2 |
に対しての円の面積の総和をと表すとき,次の問いに答えなさい.
(1) のつの円の半径をとするとき,をを用いて表しなさい.
(2) の半径をのつの円の半径をとするとき,とをそれぞれを用いて表しなさい.
(3) の半径をのつの円の半径をとするとき,とをそれぞれとを用いて表しなさい.
(4) 無限級数の和をとおく.をを用いて表しなさい.また,を求めなさい.