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【1】 元金を年利率の複利法で金融機関に年間預けると,預金総額はになる.ただし,は正の整数である.つぎの問題に答えよ.
(1) 年利率で年後の預金総額がとなるとき,最初に預けた元金を求めよ.
また,あるベンチャー企業の年目の収益をとする.ただし,は正の整数である.この企業は毎年の収益を年利率の複利法で金融機関にすべて預けることにした.ただし,数列は初項公差の等差数列とする.さらに,年目までの預金の合計と年目の収益の和をとし,とする.また,数列の階差数列を
とおく.以下の問題に答えよ.
(2) 数列の一般項をを用いて表せ.
(3) をを用いて表せ.
(4) のとき,数列の一般項をを用いて表せ.
(5) のとき,数列の一般項をを用いて表せ.
(注意) 複利法とは元金に対する利子を元金に繰り入れ,次期の元金に対する利子を計算する方法である.
【4】 あるスポーツイベントのチケットを購入したいと考えている.そのイベントは人気があり,抽選で当選しないとチケットを購入することができない.社に申し込んだときの当選確率は社に申し込んだときの当選確率は社に申し込んだときの当選確率はであり,つの会社の間で当選は互いに独立であるとする.また,そのイベントのチケット発行枚数は非常に多く,友人間の当選も互いに独立であるとする.社に申し込み当選しない確率をと表し,社と社についても同様に申し込み当選しない確率をそれぞれと表す.以下の問題に答えよ.
(1) 社に申し込んだが当選しない確率を求めよ.
(2) 社と社に申し込み,社のみに当選する確率を求めよ.
(3) 社すべてに申し込み,少なくとも社に当選する確率を求めよ.
(4) 友人人で社に申し込んだとき,その内いずれか人が当選する確率を求めよ.
さらに,社と社で当選か否かの通知が来るのは,社が先に来る確率は社が先に来る確率はであるとする.ただし,通知が来るタイミングとそれが当選か否かとは独立であるとする.以下の問題に答えよ.
(5) 社と社に申し込み社から先に通知が届いた.その通知が当選である確率を求めよ,
(6) (5)において届いた当選通知が社から届いたものである確率を求めよ.