2020 東京理科大学 理学部第二部3月4日実施MathJax

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2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点15点

易□ 並□ 難□

【1】 次の   内のからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,           はそれぞれ 2 桁, 3 桁の数を表すものとする.なお, などが 2 度現れる場合, 2 度目は などのように網掛けで表記する.

  n a b を正の整数とし,以下の 2 つの等式

n+50=a2 n-50=b2

を満たすとする.

(1)  (a+b )(a -b)= である.

(2)  の正の約数の個数は である.

(3)  a= b= である.

(4)  n2020 5 で割った余りは である.

2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点20点

易□ 並□ 難□

【2】 次の   内のからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,           はそれぞれ 2 桁, 3 桁の数を表すものとし,分数は既約分数として表すものとする.また,根号を含む形で解答する場合は,根号の中に現れる自然数が最小になる形で答えなさい.

 座標平面上で,曲線 y= 2x2 C とし, C 上の点 P の座標を (t, 2t2 ) とする.ただし, t>0 とする.点 P における C の接線を l1 とし, l1 と直交し原点 O を通る直線を l2 とする.また, l1 l2 の交点を Q とする.

(1)  t=1 のとき, l1 の方程式は y=- x + であり,点 Q の座標は ( , ) である.

(2) 点 Q の座標を t を用いて表すと

( t t6+ , t4t6 + )

となる.

(3) 原点 O と点 Q との距離を OQ とし, OQ2=f (t) と表す. f (t) f (t) の導関数とすると,

f (t)= - t( t6- ) (t6 + )2

となる.よって, t>0 において,関数 f (t) t= で極大値をとる.

2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点16点

易□ 並□ 難□

【3】 次の   内のからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表すものとする.また,根号を含む形で解答する場合は,根号の中に現れる自然数が最小になる形で答えなさい.

 空間の 3 つのベクトルを a b c とする.ただし,それらの大きさはそれぞれ 1 であるとする.また, a b のなす角は π 3 b c は垂直, c a のなす角は π 3 であるとする.

 実数 t 0t 2π の範囲を動くとき, |a +( sint) b+ (cost )c | 2 t= π で最小値 - をとり, t= で最大値 + をとる.

2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点16点

易□ 並□ 難□

【4】 次の   内のからからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,     2 桁の数を表すものとし,分数は既約分数として表すものとする.また,根号を含む形で解答する場合は,根号の中に現れる自然数が最小になる形で答えなさい.

  i を虚数単位とする. O を原点とする複素数平面上で, 3 つの複素数 z1 =1+i z2=2 +i z3=3 +i が表す点をそれぞれ A B C とする.一般に,複素数平面上の異なる 3 つの点 D E F に対し,反時計回りを正の向きとして,線分 DE を点 D を中心に線分 DF に重なるまで回転した角を ∠EDF で表すことにする.ただし, 0∠EDF<2 π とする.

(1)  z1z 2= + i z1z 2z3 = + i である.

(2) 実数 t 0t 3 を満たし, t が表す実軸上の点を P とする.ただし, ∠CPA= π4 である.このとき, t= - である.

(3) 点 P を(2)で定めたものとする.このとき,

∠POA+∠POB+ ∠POC+∠CPA= π

が成り立つ.

2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点15点

易□ 並□ 難□

【5】 次の   内のからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,         4 桁の数を表すものとする.

  n を正の整数とし,次の等式(A)

xn+1 =(x3 -6x2 +12x-8 )Qn (x ) +an x2+bn x+cn (A)

が実数 x についての恒等式となるような整式 Qn (z ) 整数の定数 an bn cn を考える.

(1)  3 次方程式 x3 -6x2 +12x-8 =0 を解にもつので,(A)より,

n+1= an+ bn+ cn (B)

が成り立つ.ただし,(B)の両辺は 0 でないものとする.

(2) (A)の両辺をそれぞれ x の関数と考え, x について微分することを利用すると, an bn cn がそれぞれ求められる.よって,

a100= 100

b100=- 100

c100= 100

となる.

(3)  limn | bn-c nan |= が成り立つ.

2020 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点18点

易□ 並□ 難□

【6】 次の   内のからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行にあるその数をマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表すものとする.

  a b を実数とする.座標平面上で,曲線 y=x 2+2x -3 C 1 とし,曲線 y= (x+a )2+b C2 とする. C2 2 A (1,9 ) B (5,17 ) を通る.また,直線 l C1 C2 の両方に接しているとする.

(1)  a=- b= である.また, C1 C2 の交点の x 座標は である.

(2) 直線 l の方程式は y= x である.また, C1 l との接点の x 座標は であり, C2 l との接点の x 座標は である.

(3)  2 つの曲線 C1 C2 と直線 l によって囲まれた部分の面積は である.

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