2020 同志社大 理系学部2月4日実施MathJax

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2020 同志社大学 文化情報学部理系,理工学部,生命医科学部理系,心理学部理系,スポーツ健康科学部理系

全学部日程2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(1)  n 3 以上の自然数とし,さいころを n 回続けて投げる試行を考える. n 回目に 3 の目が出て, 3 の目が出た回数がちょうど 3 回である確率は である.次に, n 回目までに出た n 個の目の積が偶数である確率は であり, 4 の倍数である確率は である.また, n 回目までに出た目の最大値が 4 である確率は である.最後に, n 回目までに出た目の最大値と最小値の差が 3 となる確率は である.

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全学部日程2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(2)  i を虚数単位とし, α= 223 -3i とおく. α の偏角 θ 0θ <2π の範囲で求めると, θ= である.この α を用いて,複素数 zn z1 =2+(2 3-6 )i zn+1 =αzn +z1 n= 1 2 3 により定める.この zn+ 1 zn の間の関係式を zn +1-γ= α(zn -γ) と変形する.ここで γ= z1 1α であり, γ の虚部の値は である.また,これを用いて zn n の式で表すと zn= n-1 (z1 -γ)+ γ となる.次に,複素数平面上の点 C (γ ) Pn (zn ) Pn+ 1( zn+1 ) から定まる三角形 C PnP n+1 の面積を Sn とする. S1= であり, Sn n を用いて表すと Sn = である.さらに, k=1 (k +1) Sk の値は である.

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【2】  xyz 空間に 4 A (0,0, 1) B (1,0, 0) C (0,2, 0) D (2,2, 0) をとる.また,点 P は線分 BC 上を動き, BP:PC=t: (1-t ) 0< t<1 とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 点 P の座標を t を用いて表せ.

(2) 点 A から線分 BC に下ろした垂線を AR とする.点 R の座標を求めよ.また,線分 AR の長さを求めよ.

(3) 点 E (p,q, 0) xy 平面上にあり, q<0 とする.さらに,直線 ER と直線 BC は垂直に交わり,線分 ER と線分 AR は長さが等しいとする.このとき,点 E の座標を求めよ.

(4) 線分 AP と線分 PD の長さの和の最小値を求めよ.また,そのときの点 P の座標を求めよ.

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全学部日程2月4日実施

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【3】 数列 {a n} と,その初項から第 n 項までの和 Sn = k=1n ak n= 1 2 3 は,次の条件を満たしている.

a1=2 3an+ 1=Sn (1-2 Sn+1 )+1 n= 12 3

このとき,次の問いに答えよ.

(1)  a2 S2 の値を求めよ.

(2)  Sn+1 は,ある既約な分数式 f( x) を用いて Sn+ 1=f (Sn ) n= 1 2 3 と表される.このとき, f(x ) を求めよ.

(3) 定数 r β r0 r1 β1 とする.(2)で求めた f (x) に対して,分数式 g( x)= x+1β x+1 は条件 f( g(x ))=g (rx ) を満たす.このとき, r β の値を求めよ.

(4) (3)で求めた g( x) に対して,数列 {T n} は条件 g( Tn)= Sn n= 1 2 3 を満たす.このとき, {Tn } の一般項を求めよ.

(5)極限値 limn anTn を求めよ.

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全学部日程2月4日実施

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【4】  c を実数として, f(x )=logx x> 0), g(x )=x2 +c とおく.また,曲線 y=f (x ) 上の点 (p ,f(p )) p> 0 における接線を lp とする.このとき,次の問いに答えよ.ただし,必要ならば limt +0 t(log t)2 =0 であることを証明なしに用いてよい.

(1) 関数 y=log x+1 4x2 x> 0 の増減を調べ,その極値を求めよ.

(2) 接線 lp の方程式を求めよ.

(3)  c=c0 のとき, lp が曲線 y=g (x ) に接するような p がただ 1 つ存在するという.このような c0 の値を求めよ.

(4)  c>c0 のとき, lp が曲線 y=g (x ) に接するような p 2 つ存在する.その 2 つの p の値を p1 p2 0< p1<p2 とする. p=p1 に対する接線 lp1 と曲線 y=f (x ) および直線 x=a 0< a<p1 で囲まれた部分が x 軸の周りに 1 回転してできる立体の体積を V1 (a ) とするとき, α=lima +0 V1( a) p1 を用いて表せ.

(5)  p=p2 に対する接線 lp2 と曲線 y=f (x ) および y 軸と y=- b b> 0 で囲まれた部分が y 軸の周りに 1 回転してできる立体の体積を V2 (b ) とし, β=limb V 2(b ) とおく.この β と(4)の α の比の極限値 limc c0+ 0α β を求めよ.

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