2020 関西大 文系学部2月1日実施MathJax

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2020 関西大学 文・経済・社会・政策創造学部

2月1日実施

易□ 並□ 難□

【1】  0x2 π において,関数

f(x )=2 sinx- 2cosx +1-2 sinxcos x

を考える.次の問いに答えよ.

(1)  t=sinx -cosx とおく. t のとりうる値の範囲を求めよ.

(2)  f(x ) を(1)で定義した t を用いて表せ.

(3)  f(x ) の最小値と最大値を求めよ.さらにそのときの x の値を求めよ.

2020 関西大学 文・経済・社会・政策創造学部

2月1日実施

易□ 並□ 難□

【2】 次の   をうめよ.

 次の条件によって定められる数列 { an} がある.

a1=2 an +1n -3 ann+1 = 1C2 n+1 n= 12 3

ここで C2 n+1 は二項係数で (n +1) 個から 2 個をとる組合せの総数である.

  C2 n+1 n の式で表すと であり, a2 を求めると a2 = である. nan= bn とおくと,上の漸化式から bn +1 bn で表されて bn +1= となる.これより一般項 bn を求めると bn = だから, an= n である.このとき 2 つの整数 +1 の桁数は等しいので, a1000 をこえない最大の整数は 桁の整数である.ただし log10 3=0.4771 として用いてもよい.

2020 関西大学 文・経済・社会・政策創造学部

2月1日実施

易□ 並□ 難□

【3】 三角形 ABC において,辺 AB t:( 1-t) (0 <t< 12) に内分する点を P AC の中点を Q とする.さらに直線 BC と直線 PQ の交点を R とする.次の   をうめよ.

  AB= b AC= c とおく.いま,ベクトル PR b c を用いて 2 通りに表す.そのために実数 α β を用いて BR =αBC PR=β PQ とおく.

  PR= PB+BR だから, PR b c t α を用いて

PR= ( ) b +αc (1)

と表される. PQ b c t で表して PR =β PQ に代入すると

PR= b+ c (2)

である.(1),(2)より α β t で表すことができて, α= 1 2t β= 1 2t である.

 三角形 QCR の面積が三角形 QAP の面積の 2 倍となるような t の値は, t= である.

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