Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2020年度一覧へ
大学別一覧へ
関西大学一覧へ
2020-14991-0101
2020 関西大学 文・経済・社会・政策創造学部
2月1日実施
易□ 並□ 難□
【1】 0≦x≦2 ⁢π において,関数
f⁡(x )=2 ⁢sin⁡x- 2⁢cos⁡x +1-2⁢ sin⁡x⁢cos ⁡x
を考える.次の問いに答えよ.
(1) t=sin⁡x -cos⁡x とおく. t のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) f⁡(x ) を(1)で定義した t を用いて表せ.
(3) f⁡(x ) の最小値と最大値を求めよ.さらにそのときの x の値を求めよ.
2020-14991-0102
【2】 次の をうめよ.
次の条件によって定められる数列 { an} がある.
a1=2 , an +1n -3⁢ ann+1 = 1C2 n+1 (n= 1,2 ,3 ,⋯ )
ここで C2 n+1 は二項係数で (n +1) 個から 2 個をとる組合せの総数である.
C2 n+1 を n の式で表すと ① であり, a2 を求めると a2 = ② である. n⁢an= bn とおくと,上の漸化式から bn +1 は bn で表されて bn +1= ③ となる.これより一般項 bn を求めると bn = ④ だから, an= ④ n である.このとき 2 つの整数 ④ と ④ +1 の桁数は等しいので, a1000 をこえない最大の整数は ⑤ 桁の整数である.ただし log10 ⁡3=0.4771 として用いてもよい.
2020-14991-0103
【3】 三角形 ABC において,辺 AB を t:( 1-t) (0 <t< 12) に内分する点を P , AC の中点を Q とする.さらに直線 BC と直線 PQ の交点を R とする.次の をうめよ.
AB→= b→ , AC→= c→ とおく.いま,ベクトル PR→ を b→ , c→ を用いて 2 通りに表す.そのために実数 α , β を用いて BR→ =α⁢BC →, PR→=β ⁢PQ→ とおく.
PR→= PB→+BR → だから, PR→ は b→ , c→ , t, α を用いて
PR→= ( ① ) ⁢b→ +α⁢c → ⋯(1)
と表される. PQ→ を b→ , c→ , t で表して PR→ =β⁢ PQ→ に代入すると
PR→= ② ⁢ b→+ ③ ⁢c→ ⋯ (2)
である.(1),(2)より α , β は t で表すことができて, α= ④ 1 −2⁢t . β= ⑤ 1− 2⁢t である.
三角形 QCR の面積が三角形 QAP の面積の 2 倍となるような t の値は, t= ⑥ である.