【2】 を虚数単位とする.を実数とし,とおく.次のをうめよ.
複素数平面上の点で,方程式
(*)
を満たすもの全体の集合をとおく.の実部,虚部をそれぞれとする.(*)の両辺の実部を比較することにより,方程式
が得られる.また,虚部を比較することにより,方程式
が得られる.
がある直線上の点全体の集合と等しくなるための必要十分条件は,を用いて表すと,
である.ただし,とはを用いて表せ.この条件をを用いて表すと
となる.
上の条件が成立するとき, の点に をかけて得られる点全体がつくる図形を とする.と の共有点が となるような の値は である.