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2021-10280-0201
2021 東京海洋大学 前期海洋工学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 0≦θ< 2⁢π のとき,関数 y=2 ⁢(sin⁡ θ+cos⁡θ )-2⁢sin ⁡θ⁢cos⁡ θ+5 を考える.また, t=sin⁡θ +cos⁡θ とおく.
(1) t の値の範囲を求めよ.
(2) y を t を用いて表せ.
(3) y の最大値と最小値を求めよ.また,そのときの θ の値を求めよ.
2021-10280-0202
【2】 座標空間内の 2 点 A (2,- 1,-1) , B (1,- 1,3) に対して, A を通りベクトル (1 ,-1,0 ) に平行な直線を l1 , B を通りベクトル (0 ,1,-1 ) に平行な直線を l2 とする.また, l1 上の点 C と l2 上の点 D に対して,直線 CD は l1 および l2 と直交しているとする.さらに, D を通り l1 に平行な直線を l3 とするとき, l3 上の点 H に対して,直線 BH は l3 と直交しているとする.
(1) C , D の座標を求めよ.
(2) H の座標を求めよ.また,内積 BH→ ⋅CD→ と BH→ ⋅CA→ を求めよ.
(3) 四面体 ABCD の体積を求めよ.
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【3】 a>1 を満たす定数 a に対して,連立不等式
{ y≧a⁢x 2 y≦x2 +1
の表す領域を D とする.また, k=-5⁢ x+y とおく.
(1) 点 (x ,y) が不等式 y≧a ⁢x2 の表す領域上を動くとき, k の最小値とそのときの (x ,y) を a を用いて表せ.
(2) D を図示せよ.
(3) 点 ( x,y) が D 上を動くとき, a の値により場合分けして, k の最大値と最小値,およびそのときの (x ,y) をそれぞれ a を用いて表せ.
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【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択
【4-Ⅰ】 k を正の実数として, 2 つの放物線
C1: y=x2 -k
C2:x =y2- k
の共有点を調べる. C1 , C2 の方程式から y を消去することにより,方程式 f⁡( x)=0 , ただし
f⁡(x )=x4 -2⁢k⁢x 2–x+k 2-k
を得る.また, g⁡(x )=f′⁡ (x) とおく.
(1) k の値により場合分けして, g⁡( x)=0 の異なる実数解の個数を調べよ,
(2) g⁡(x )=0 が 2 つの異なる実数解をもつとき, f⁡(x ) の増減を調べ, y=f⁡( x) のグラフの概形を描け.
(3) (2)のとき, C1 と C2 の共有点は 2 個のみであることを示し,それらの座標を求めよ.
(4) (3)で求めた 2 個の共有点を通る直線と C1 とで囲まれた部分の面積を求めよ.
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【4-Ⅱ】 関数
f⁡(x )=-2 ⁢sin⁡x⁢ cos⁡x+2 ⁢cos⁡x
を考える.
(1) 0≦x≦ 2⁢π のとき, f⁡(x ) の増減を調べ, y=f⁡( x) のグラフの概形を描け.
(2) ∫0 2⁢π |f⁡( x)| ⁢dx を求めよ.