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【2】 個のさいころを繰り返し投げ,出た目の数により以下の(a),(b)に従い得点を定める.
(a) 最初から回連続しての目が出た場合には,回目で投げ終えて,得点を点とする.
(b) をを満たす整数とする.最初から回連続しての目が出て,かつ回目に初めて以外の目が出た場合には,続けてさらに回投げたところで投げ終えて,回目から回目までに出た目の数の合計を得点とする.ただし,最初から以外の目が出た場合にはとする.
(1) 得点が点であるとする.このとき,となり,の取り得る値の範囲はであり,得点が点となる確率はである.また,得点が点で,さいころを投げる回数が回以上である確率はとなる.さらに,得点が点である条件のもとで,さいころを投げる回数が回以下である条件付き確率はとなる.
(2) さいころを投げる回数が回以上である確率はとなる.ゆえに,さいころを投げる回数が回以下である条件のもとで,得点が点となる条件付き確率は,とおいてとなる.
(3) 得点が正の数で,かつ,さいころを投げる回数が回以下である条件のもとで,得点が点となる条件付き確率は,とおいてとなる.
【6】 は実数を係数とするの次式で,の項の係数はであり,で定まる曲線をとする.を満たす実数に対して,上の点におけるの接線をとするとき,ととの以外の共有点がであるとする.さらに,におけるの接線をとし,ととの以外の共有点をとする.
(1) 接線の方程式をとし,とおく.さらに,曲線上の点における接線の方程式をとする.およびを,それぞれを用いて因数分解された形に表せ.必要ならばの整式で表される関数とそれらの導関数に関して成り立つ公式
を用いてもよい.
(2) 接線の方程式は,(1)で定めたを用いて,で与えられることを示せ.さらに,をを用いて表せ.
(3) 曲線およびで囲まれた図形の面積をとする.をを用いて表せ.さらにがかつを満たすとき,の取り得る値の範囲を求めよ.必要ならばを満たす実数に対して成り立つ公式
を用いてもよい.