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2021-13460-0101
2021 東邦大学 理学部A日程
2月1日実施
【1】で配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する解答を,解答用紙の決められた場所に記入せよ.
(ⅰ) 3 次式 x3 -x2+x -1 を係数が実数の範囲で因数分解すると ア であり,係数が複素数の範囲で因数分解すると イ である.ただし,虚数単位を i とする.
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(ⅱ) 点 (x ,y) が連立不等式
x2+y 2-2⁢y ≦0.
(x+2 ⁢y-2) ⁢(x-y +1)≧ 0
の表す領域を動くとき, y の最大値は ウ である.また, x-y の最大値は エ である.
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(ⅲ) -2 2<a< 22 とする. sin⁡θ=a のとき, a を用いて tan2 ⁡θ= オ , tan⁡2⁢θ ⁢cos⁡θ= カ と表せる.
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(ⅳ) 等式 5⁢x -3⁢y=0 を満たす整数の組 (x ,y) を考える. x, y がともに 1 以上 10 以下のとき,この等式を満たす (x ,y) は キ 組あり,そのうち x の値が最大の組は ( x,y) = ク である.
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配点30点
【2】 定数 a , b に対し, a1=a , b1=b とし,次の漸化式で数列 { an} , {bn ) を定義する.
an+1 = 14⁢ an- 34 ⁢bn , (n =1, 2, 3, ⋯)
bn+1 = 34⁢ an+ 14⁢ bn , (n =1, 2, 3, ⋯)
したがって, a2= 14 ⁢a- 34 ⁢b , b2= 3 4⁢a +14 ⁢b である.
次の に適する解答を,解答用紙の定められた場所に記入せよ.
(ⅰ) a4= ケ ⁢a1 と表せることから, cn=a 3⁢n-2 で定義された数列 { cn} は等比数列であり,一般項は cn = コ となる.
(ⅱ) b4= サ ⁢ b1 と表せることから, dn= b3⁢n -2 で定義された数列 { dn} も等比数列であり,一般項は dn = シ となる.
(ⅲ) 数列 { en} , {fn } をそれぞれ en =a3⁢n -1 , fn=a 3⁢n で定義すると,上の漸化式より a3 ⁢n-1= 14 ⁢a3⁢ n-2- 34 ⁢b 3⁢n-2 なので,一般項はそれぞれ en = ス , fn= (−1 8) n-1⁢ (-1 8⁢a -3 8⁢ b) となる.
(ⅳ) 正の整数 m に対し,
∑ k=13 ⁢m ak= セ
となる.
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【3】 a, b を実数とし, a>0 とする.関数 f⁡ (x) =-x3 +3⁢a2 ⁢x+b について,以下の問いに答えよ.
(ⅰ) 関数 y=f ⁡(x ) の極大値と極小値を a , b を使って表せ.
(ⅱ) 極大値と極小値の絶対値が等しいとき, b の値を求めよ.
(ⅲ) b を(ⅱ)で求めた値とする.曲線 y=f ⁡(x ) と x 軸との共有点のうち, x 座標が負の点を P とし,点 P における接線を l とする.直線 l の方程式を a を用いて表せ.
(ⅳ) 直線 l と点 P で直交する直線 m が曲線 y=f ⁡(x ) と接するとき,直線 m の傾きを求めよ.