1928 山形高等学校入学選抜試験MathJax

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1928 山形高等学校

選抜試験

易□ 並□ 難□

【1】  x+y+ z=x2 +y2 +z2 =2 なるとき次式を証せよ.

x( 1-x) 2=y (1 -y) 2=z (1 -z) 2

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【2】 所設の線分 AB を二点 C D にて同じき比に内分及び外分し CD を直径とする円の周上に任意に一点 P をとれば PA PB との比は一定なることを証せよ.

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【3】  a>b> 0 x2 0 なるとき次の関係式の成立することを証せよ.

a+b a-b x2- 2b x+a2 x2 +2b x+a 2 a-ba +b

(編注)不必要な条件式があるので,原稿に間違いの可能性がある.

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【4】 所設の線分 AB を直径とする半円に於て直径 AB 及び弧 AB に切する一つの円を画きその中心 C より AB に垂線 CD を下し DC の延長と半円の弧 AB とを E にて交らしむれば DE AB と円 C の半径との比例中項なることを証せよ.

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【5】 平行四辺形 ABCD に於て対角線 BD の長さ 10 二辺 AD BC 間の距離 2 にして角 ACD は直角なるとき一辺 BC の長さを小数第二位まで正しく求めよ.

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【6】  A B 両都市間を往復する人あり,往路には都市間の中央より先は通行困難なりしため速さを毎時 83 粁減じたるに A 市出発後 10 時間にして B 市に到着せり.帰路には全行程を最初の速さより毎時 2 粁減じたる速さにて進み B 市出発後 10 時間と 40 分にして A 市に帰着せり,此人の最初の速さ及び A B 両都市間の距離を求めよ.

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