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1928-20012-0101
1928 山形高等学校
選抜試験
易□ 並□ 難□
【1】 x+y+ z=x2 +y2 +z2 =2 なるとき次式を証せよ.
x⁢( 1-x) 2=y⁢ (1 -y) 2=z⁢ (1 -z) 2
1928-20012-0102
【2】 所設の線分 AB を二点 C ,D にて同じき比に内分及び外分し CD を直径とする円の周上に任意に一点 P をとれば PA と PB との比は一定なることを証せよ.
1928-20012-0103
【3】 a>b> 0, x2 ≧0 なるとき次の関係式の成立することを証せよ.
a+b a-b ≧ x2- 2⁢b⁢ x+a2 x2 +2⁢b ⁢x+a 2 ≧ a-ba +b
(編注)不必要な条件式があるので,原稿に間違いの可能性がある.
1928-20012-0104
【4】 所設の線分 AB を直径とする半円に於て直径 AB 及び弧 AB に切する一つの円を画きその中心 C より AB に垂線 CD を下し DC の延長と半円の弧 AB とを E にて交らしむれば DE は AB と円 C の半径との比例中項なることを証せよ.
1928-20012-0105
【5】 平行四辺形 ABCD に於て対角線 BD の長さ 10 , 二辺 AD , BC 間の距離 2 にして角 ACD は直角なるとき一辺 BC の長さを小数第二位まで正しく求めよ.
1928-20012-0106
【6】 A , B 両都市間を往復する人あり,往路には都市間の中央より先は通行困難なりしため速さを毎時 83 粁減じたるに A 市出発後 10 時間にして B 市に到着せり.帰路には全行程を最初の速さより毎時 2 粁減じたる速さにて進み B 市出発後 10 時間と 40 分にして A 市に帰着せり,此人の最初の速さ及び A ,B 両都市間の距離を求めよ.