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1928-20026-0101
1928 福岡高等学校
選抜試験
代数及平面幾何
易□ 並□ 難□
【1】 5= 2.23607 として次式の値を求めよ.
10⁢2 18- 3+5 - 10+ 18 8+3 -5
1928-20026-0102
【2】 兎の足にて 120 歩だけ前方にある兎を追ふ犬あり,兎が 7 歩走る間に犬は 4 歩走り,兎の 5 歩の距離は犬の 2 歩の距離に等しと云ふ,然らば犬は兎に追ひ付くまでに幾歩走るべきか,但し両者は同じ道を走るものとす.
1928-20026-0103
【3】 a ,b , c は等差級数をなし, x を a , b の等比中項, y を b , c の等比中項とすれば, x2 , b2 , y2 は等差級数をなすことを証明せよ.
1928-20026-0104
【4】 三角形 ABC に於て AB は 5 糎, AC は 4 糎にして, A より BC への垂線 AD が BC を分つ二部分 BD , DC の包む矩形が 13516 平方糎に等しきとき,底 BC の長さを求めよ.
1928-20026-0105
【5】 三角形 ABC の底 BC 上に一点 D を取り,三角形 ABD , ACD の外接円の直径を夫々 d , d′ とすれば, d:d′ =AB:AC なることを証明せよ.
1928-20026-0106
【6】 定円 O と之に交らざる定直線 CD とあり,定円周上の定点 A より弦 AB を引き,之を AB の方向へ延長して定直線 CD と C にて交はらしめ, AB=BC ならしめよ.