1929 山形高等学校入学選抜試験MathJax

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1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

文科

易□ 並□ 難□

【1】 三数 a b-c bc-a ca-b が等差級数をなすとき,次の関係式の成立する事を証明せよ.

a3- 2b3 +c3 a2 -2 b2+ c2 = a+b+ c2

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

文科・理科共通,理科は【5】

易□ 並□ 難□

【2】 二定点 B C に至る距離の平方の和が一定なる如き点 A の軌跡を求めよ.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

文科

易□ 並□ 難□

【3】  z u -v に比例し, u x に比例し, v x 2 に比例す. x=2 なるとき, z=48 にして, x=5 なるとき, z=30 なり,然らば x の如何なる値に対して z =0 となるか.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

文科・理科共通,理科は【3】

易□ 並□ 難□

【4】 二つの三角形 ABC DEF の面積の比が AB AC DE DF の比に等しきときは角 BAC と角 EDF との間に如何なる関係あるか.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

文科

易□ 並□ 難□

【5】 正方形 ABCD あり.辺 AB BC CD 及び DA の上に夫々点 E F G 及び H をとりて AE =BF=CG =DH ならしむ.四直線 AF BG CH 及び DE が相交りてなす正方形の面積を正方形 ABCD の面積の二分の一に等しからしめんには AE :AB の値を幾何とすべきか.但し小数第二位まで正しく算出せよ.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

理科

易□ 並□ 難□

【1】 二つの正の数あり.その等比中項と等差中項との差は 25 にして等比中項と調和中項との差は 24 なり,二数各々幾何なるか.

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選抜試験

代数及平面幾何

理科

易□ 並□ 難□

【2】 半径が夫々 3 5 なる二円ありて,中心間の距離は 11 なり.此二円の共通切線の長さを小数第二位まで正しく算出せよ.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

理科

易□ 並□ 難□

【4】 一位の数字が 5 なる n 桁の正の整数を a とし, a の一位の数字 5 を抹消せる ( n-1 ) 桁の整数を b とせよ.然るときは a 2 に於ける一位及び十位の数字は夫々 5 及び 2 にして, a2 より此の両位の数字を抹消して得たる数は b (b +1 ) なることを証明せよ.

1929 山形高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

理科

易□ 並□ 難□

【6】 或る人 18000 円を年利率若干にて預け入れ,一年後その利子中より 610 円を費消し,残りを元金に加へて前と同利率にて預け入れして,なお一ヶ年を経たる後元利合計 19578 20 銭となれりと云ふ.年利率如何.

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