1933 福岡高等学校入学選抜試験MathJax

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1933 福岡高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【1】 次の二式の最大公約数と最小公倍数とを求めよ.

x4+ x3- 3x2 +4x +2

x4+ 3x3 +2 x2+3 x+1

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代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【2】 三種の合金あり.甲は銀 7 瓦,銅 3 瓦,錫 6 瓦の割に混じ,乙は銀 1.2 瓦,銅 0.3 瓦,錫 0.1 瓦の割に混じ,丙は銀,銅,錫の比 4 :7:5 に混じたるものなり.此三種を混じて銀 8 瓦,銅 3 3 4 瓦,錫 4 1 4 瓦より成る合金を得んとす.各幾瓦づつを混ずべきか.

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選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【3】 一地点より望見し得る地平線までの距離は,その地点の高さ(眼までの高さ)の平方根に比例するものとし,且つ眼までの高さ 7 米なる地点に於て望見し得る距離を 9500 米とし,地点の高さを知りて地平線までの距離を求むる公式を作れ.又此公式により眼までの高さ 1183 米なる地点に於て望見し得る距離を求めよ.

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代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【4】 長さ 10 糎の線分を二分し,其一部の上には正方形を,他部の上には正三角形を画くとき,此両形の面積の和の最小なるものは幾平方糎なるか.(一平方糎未満四捨五入).

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代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【5】 四辺形の各対角線の中点を過り,夫々他の対角線に平行なる直線を引き,其の相交はる点を各辺の中点に結べば,本形は四等分せらるることを証明せよ.

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代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

1933年福岡高等学校1933200260106の図

【6】 障害物の為め,相交はる二直線の交点を求め得ざるとき,與へられたる点 P (上の二直線の定むる平面上にある点)より,此交点を通る直線を引かんとするには,如何なる方法によるべきか.



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