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1968-10007-0101
1968 室蘭工業大学
易□ 並□ 難□
【1】(1) だ円 x 2a2 + a2 ⁢y2 = 上の点 ( x1, y1 ) における接線の方程式を求めよ.
(2) (1)で求めた接線と x , y 両軸とで囲まれる部分の面積を最小にするような点 ( x1, y1 ) を求めよ.
(3) a に零でない,いろいろな実数値をとらせるとき,(2)で求めた点 ( x1, y1 ) はどんな曲線上にあるか.
1968-10007-0102
【2】 凸 4 角形 OABC の対角線 OB と AC とは直交している.いま 1 つの内角 ∠AOC =105⁢ ° , 3 辺の長さがそれぞれ OA =a ,AB =OC= 2⁢a であるとき
(1) 内角 ∠OAB を求めよ.
(2) 残りの内角を求めよ.
1968-10007-0103
【3】(1) 曲線 y2= x2⁢ (3- x) 1+x の概形をかけ.
(2) (1)の曲線で囲まれる部分を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ.
1968-10007-0104
【4】 平面上の定線分 P0 P1 上に点 P2 をとり
P 0P 2: P2 P1 =p:q ( p , q は正の一定値)
となるようにし,次に,線分 P1 P2 上に点 P3 をとり
P 1P 3: P3 P2 =p: q
となるようにする.この操作を続けて,一般に,線分 Pn -1 Pn 上に点 Pn +1 をとり
P n-1 P n+1 : Pn +1 Pn =p: q
となるように点の列 { Pn } ( n= 0 ,1 , 2 ,⋯ ) をつくる.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 3 点 Pn -1 , P n および Pn +1 の直交座標の間に成り立つ関係式をかけ.ただし,点 P0 と P1 の座標はそれぞれ ( a0, b0 ) および ( a1, b1 ) とする.
(2) (1)の結果を用いて, n→∞ としたとき,点 Pn は定点に近づくことを証明し,その点の座標を求めよ.
1968-10007-0105
【5】(1) 曲線 y =x3 +a⁢ x2- b が x 軸とただ 1 点で交わるような点 ( a,b ) の存在範囲を求めて,図示せよ.ただし, a ,b は実数とする.
(2) 実数を係数とする x , y についての 2 次式 a ⁢b⁢ x2+ y2+ b⁢x+ m⁢y+ 1 が x , y についての 2 つの 1 次式の積となるためには, a ,b および m の間にどんな関係が成り立つことが必要かつ十分か.ただし, b≠0 とする.
(3) (2)で得られた a , b および m の間の関係を満足する点 ( a,b ) がつねに(1)の範囲に含まれるように m の範囲を定めよ.