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1988-10007-0101
1988 室蘭工業大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 2 次の正方行列 A , B が A ⁢B=B ⁢A=( 1 10 1 ) を満たす. A=( a bc d ) とする.
(1) a=d≠ 0 ,c= 0 であることを示せ.
(2) すべての正の整数 n に対して An=( a nn⁢ an- 1⁢b 0 an ) であることを数学的帰納法を用いて証明せよ.
1988-10007-0102
【2】 平面上の 3 点 O ,A , B について, 2 つのベクトル OA→ , OB→ のなす角は θ で,それらの長さ(大きさ)は | OA→ | =2 , | OB→ |= 1 である. t がすべての実数を動くとき,動点 P ,Q を OP→ =t⁢ OA→ , OQ→ =( 1-t) ⁢OB→ とし, PQ→ の長さを f ⁡(t )= | PQ→ | とおく.関数 f ⁡(t ) が最小値をとるときの t の値を t 0 とする. 0<t 0< 1 5 であるような θ の範囲を求めよ.
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【3】 a>0 , b> 0 とする.次の 2 つの曲線の交点を P ( p,p2 ) とする.
y=x 2 ( x≧0 ) ⋯① , y=-a ⁢x2 +b ( x≧0 )⋯②
(1) ① と ② と直線 y =q とで囲まれる部分の面積が, ① と ② と y 軸とで囲まれる部分の面積に等しくなるように正の数 q を定める.このとき, q p の値を求めよ.
(2) a>0 , 0<b ≦ 14 のとき,点 P における ① の接線と点 P における ② の接線は直交しないことを示せ.
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【4】 関数 f ⁡(x )=log ⁡(1 +x) -a⁢x について, 0≦x ≦1 における f ⁡(x ) の最大値 M ⁡( a) を求めよ.ただし,対数の底は e である.
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【5】 関数 f ⁡(x ) は,
0≦x ≦ 12 のとき f ⁡(x )=x ,
1 2< x≦1 のとき f ⁡(x )=1 -x
である.
(1) ∫ 01 e-x ⁢f⁡ (x) ⁢dx を求めよ.
(2) an= ∫ n-1 ne -x ⁢f⁡( x-n+ 1)⁢ dx ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
を求めよ.
(3) 級数 ∑n =1∞ an の和を求めよ.