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1992 一橋大学 後期

易□ 並□ 難□

【1】  2 つの放物線

y=-x 2 y==a x2 +bx +c a>0

は共有点をもたないとする.異なる 2 直線 l l があって, l は放物線 とそれぞれ点 P Q で接し, l とそれぞれ点 P Q で接している.直線 l l の交点を R とする.

(1) 直線 P P と直線 Q Q は平行であることを示せ.

(2)  P P R Q Q R の面積比を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】  a は実数の定数とし,

f( y)= y2+ ay+ a2- 1 g (x) =4x 3-3 x

とする.

(1) 実数の定数 c に対し, x についての方程式 g (x )=c の異なる実数解の個数を求めよ.

(2)  x についての方程式 f (g (x )) =0 が異なる 6 個の実数解をもつような定数 a の値の範囲を求めよ.

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【3】 行列 ( 12 1 1 ) で表される 1 次変換を f とする.座標平面上の点 Pn ( xn, yn ) n= 1 2 3 P1 (1 ,1) Pn +1= f( Pn ) によって定める.また,原点を O で表す.

(1)  xn yn x n+1 yn +1 で表せ.

(2) 線分 O Pn 上には両端の点以外に格子点がないことを証明せよ.ただし,格子点とは x 座標, y 座標がともに整数であるような点のことである.

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易□ 並□ 難□

【4】 座標平面の x 軸上に定点 A ( 1,0 ) B (- 1,0 ) y 軸上に定点 C ( 0,1 ) D (0 ,-1 ) がある.この平面上の動点 P から線分 AB 上の点までの距離の最大値を M ( P ) 最小値を m ( P ) とする.条件

(ア)  M( P) PC または M ( P) PD

(イ)  m( P) PC かつ m ( P) PD

をともに満たす点 P の存在範囲を K とする.ただし, PC PD は線分の長さを表す.

(1)  K を図示せよ.

(2)  2 直線 x =1 x= -1 の間にある K の部分の面積を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【5】 「 1 つのサイコロを振り,出た目が 4 以下ならば A 1 点を与え, 5 以上ならば B 1 点を与える」という試行を繰り返す.

(1)  A B の得点差が 2 になったところでやめて得点の多いほうを勝ちとする. n 回以下の試行で A が勝つ確率 p n を求めよ.

(2)  A の得点が B の得点より 2 多くなるか,または B の得点が A の得点より 1 多くなったところでやめて,得点の多いほうを勝ちとする. n 回以下の試行で A が勝つ確率 q n を求めよ.

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