1995 筑波大学 前期自然学類選択問題

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1995 筑波大学 前期

自然学類選択問題

易□ 並□ 難□

1995年筑波大学前期自然学類選択問題【1】の図

【1】 曲線 y= 1 2 ( ex+ e-x ) l とする. l 上の点 P (s, t) s>0 から x 軸に下ろした垂線の足を P とする.線分 P P を直径とする円を描く.この円周上に,点 Q (X, Y) P Q= 1 となるように線分 P P の左側にとる.

(1)  X Y を, s を用いて表せ.

(2) 直線 PQ は曲線 l に接することを示せ.

(3) 点 P が曲線 l 上を動くとき,点 Q の描く曲線を l とする.曲線 l 上の点 Q での接線は,直線 PQ に直交することを示せ.

1995 筑波大学 前期

自然学類選択問題

易□ 並□ 難□

【2】 先手と後手のあるゲームを繰り返し行い, A B が試合をする.先手がゲームに勝つ確率は p 0<p< 1), 後手が勝つ確率は q= 1-p とする.試合ではまず A 1 回先手をもち,次に B 2 回続けて先手をもつ.以後 2 回ずつ交互に先手をもつ.ゲームに 1 回勝つごとに 1 点が与えられ,合計得点で 2 点差がついたとき試合の勝敗がきまる.

(1) 奇数回目のゲームでは試合の勝敗はきまらないことを示せ.

(2)  2k 回目で A が試合に勝つ確率 P (k ) を求めよ.

(3)  limn k=1 n P(k ) を求めよ.

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