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1996-10010-0101
1996 旭川医科大学 後期
医学部(医学科)
易□ 並□ 難□
【1】 点 ( 1,0 ) を通り x ≧1 で定義されている曲線 y =f⁡( x) について点 ( 1,0 ) より点 ( x,f⁡ (x ) ) までのこの曲線の長さを F ⁡( x) で表す.次の各問いに答えよ.
(1) x>1 のとき, F⁡( x)> f⁡( x) が成り立つことを示せ.
(2) F⁡( x)= 1 2⁢ { ( x-1) ⁢x2 -2⁢x +2+ log⁡( x-1+ x2 -2⁢x +2) } のとき, f⁡( x) を求めよ.
1996-10010-0102
【2】 曲線 y =e- x2 ⁢sin⁡ x2 ( x≧ 0 ) と x 軸との交点を原点に近い方から P0 , P 1 ,⋯ , P n ,⋯ とし(ただし P0 は原点とする).この曲線と線分 Pn -1 Pn とによって囲まれた部分を, x 軸のまわりに回転して出来る立体の体積を V n とする.次の各問いに答えよ.
(1)(ⅰ) ∫ 02⁢ π e-x ⁢sin⁡ x⁢dx を求めよ.
(ⅱ) V1 を求めよ.
(2) Vn を V 1 で表せ.
(3) 体積 V1 ,V 2 ,⋯ , Vn , ⋯ の総和を求めよ.
1996-10010-0103
【3】 x の 2 次関数 y =f⁡ (x ) と y =cos⁡ x は, x=0 で共通の接線を持ち,かつ点 ( π 2 ,0 ) で交わる.次の各問いに答えよ.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) g⁡( x)= f⁡( x)- cos⁡x とおく. 0<x < π2 の範囲で g ′⁡( x)= 0 となる x はただ 1 つ存在することを示せ.
(3) 0<x < π2 の範囲で f ⁡( x) と cos ⁡x の大小関係を調べよ.
1996-10010-0104
【4】 A 社が製造している製品 B は出荷に際して(a),(b),(c),(d),(e)という 5 種類の検査を行い,それぞれの検査で不合格となった場合:
(a) 10 点,(b) 5 点,(c) 5 点,(d) 3 点,(e) 2 点
の点数を課して,点数の合計が 10 点以上のものは不良品として出荷しないという.製品 B がそれぞれの検査で不合格になるという事象は互いに独立で,(a)で不合格になる確率は p , (b),(c),(d),(e)で不合格になる確率はいずれも q である.製品 B を任意に 1 つ選んで検査したとき,次の各問いに答えよ.
(1) それが 4 種類以上の検査に合格する確率を求めよ.
(2) それが不良品である確率を求めよ.