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1996 京都大学 後期

文系

理系【1】の類題

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】(1)  cos5 θ=f (cos θ ) をみたす多項式 f (x ) を求めよ.

(2)  cos π 10 cos 3 π10 cos 7 π10 cos 9 π10 = 516 を示せ.

1996 京都大学 後期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  n 2 以上の自然数, p は素数, a0 a1 an -1 は整数とし, n 次式

f( x)= xn+ pa n-1 xn -1+ +p ai xi+ + pa0

を考える.

(1) 方程式 f (x )=0 が整数解 α を持てば, α p で割り切れることを示せ.

(2)  a0 p で割り切れなければ,方程式 f (x )=0 は整数解をもたないことを示せ.

1996 京都大学 後期

文系

理系【3】の類題

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】 平面上に,原点において 60 度で交わる 2 直線 l m がある.この平面上に点 P1 をとり, P1 と直線 l について対称な点を Q1 Q1 と直線 m について対称な点を P2 と定め,以下同様に点 Q2 P 3 を定める.

(1)  P 4= P1 となることを示せ.

(2) 点 P1 が単位円周上を動くとき,点 P1 Q 1 P2 Q 2 P3 Q 3 P4 をこの順に結ぶ折れ線の長さの最大値を求めよ.

1996 京都大学 後期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】  a は負でない実数とする. - 12 x-y x+y 12 をみたすすべての正の実数 x y に対し,

x3- 3a2 x y2+ 2y3 0

が成り立つような a の範囲を求めよ.

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文系

理系【6】の類題

配点30点

易□ 並□ 難□

【5】  n 3 以上の整数とする.円周上の n 等分点のある点を出発点とし, n 等分点を一定の方向に次のように進む.各点でコインを投げ,表が出れば次の点に進み,裏が出れば次の点を飛び越してその次の点に進む.

(1) 最初に 1 周まわったとき,出発点を飛び越す確率 p n を求めよ.

(2)  1 周目では出発点を飛び越し, 2 周目に出発点を踏む確率 r n を求めよ.

1996 京都大学 後期

理系

文系【1】の類題

配点35点

易□ 並□ 難□

【1】  n は自然数とする.

(1) すべての実数 θ に対し

cosn θ= fn (cos θ) sin nθ =gn (cos θ) sin θ

をみたし,係数がともにすべて整数である n 次式 fn (x ) n -1 次式 gn (x ) が存在することを示せ.

(2)  fn ( x)= ng n( x) であることを示せ.

(3)  p 3 以上の素数とするとき, fp ( x) p -1 次以下の係数はすべて p で割り切れることを示せ.

1996 京都大学 後期

理系

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  m n は自然数で, m<n をみたすものとする. mn +1 n m+1 がともに 10 の倍数となる m n 1 組与えよ.

1996 京都大学 後期

理系

文系【3】の類題

配点35点

易□ 並□ 難□

【3】 平面上に 60 度で交わる 2 直線 l m がある.この平面上に点 P1 をとり, P1 と直線 l について対称な点を Q1 Q 1 と直線 m について対称な点を P2 と定め,以下同様に点 Q2 P 3 を定める.

(1)  P 4= P1 となることを示せ.

(2) 点 P1 2 直線 l m の交点を中心とし半径 1 の円周上を動くとき,点 P1 Q 1 P2 Q2 P3 Q 3 P4 をこの順に結ぶ折れ線の長さの最大値を求めよ.

1996 京都大学 後期

理系

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】  x y x +y>0 x-y >0 をみたす実数とする.ある 4 面体の隣り合う 2 辺の長さが x+y x-y で,残り 4 辺の長さはすべて 1 であるという.このような条件をみたす点 ( x,y ) の存在範囲を図示せよ.

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理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【5】  a は与えられた実数で, 0<a 1 をみたすものとする. xyz 空間内に 1 辺の長さ 2 a の正三角形 PQR を考える.辺 PQ x y 平面上にあり, PQR を含む平面は x y 平面と垂直で,さらに点 R z 座標は正であるとする.

(1) 辺 PQ x y 平面の単位円の内部(周を含む)を自由に動くとき, PQR (内部を含む)が動いてできる立体の体積 V を求めよ.

(2)  a 0 a1 の範囲を動くとき,体積 V の最大値を求めよ.

1996 京都大学 後期

理系

文系【5】の類題

配点35点

易□ 並□ 難□

【6】  n 3 以上の整数とする.円周上の n 等分点のある点を出発点とし, n 等分点を一定の方向に次のように進む.各点でコインを投げ,表が出れば次の点に進み,裏が出れば次の点を飛び越しその次の点に進む.

(1) 最初に 1 周まわったとき,出発点を飛び越す確率 p n を求めよ.

(2)  k 2 以上の整数とする. k-1 周目までは出発点を飛び越し, k 周目に始めて出発点を踏む確率を q n,k とする.このとき limn q n,k を求めよ.

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