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1996-10701-0101
1996 岡山大学 A前期
代数幾何・基礎解析
農,経済,教育学部
易□ 並□ 難□
【1】 xyx 空間において球面 S と平面 α を
S:x 2-4 ⁢x+y 2-2⁢ y+z2 +2⁢z +3=0
α:2 ⁢x-y -2⁢z +k2 -2⁢k -1=0
と定める.
(1) S の中心を通り α に垂直な直線の方程式を求めよ.
(2) 球面 S と平面 α とが交わってできる円の半径 r が最大になるような k の値とそのときの r の値を求めよ.
1996-10701-0102
代数幾何・基礎解析,
【2】 関数 f ⁡(θ ) を
f ⁡(θ )=( 1+cos⁡ θ)⁢ {1+cos ⁡(θ+ 23 ⁢π )}⁢{1 +cos⁡ (θ+ 43 ⁢ π)}
と定める.ただし 0 ≦θ<2 ⁢π とする.
(1) t=cos⁡ θ とおくとき f ⁡(θ ) を t で表せ.
(2) f⁡( θ) の最小値および最大値を求めよ.
1996-10701-0103
【3】 xy 平面上の点 ( 1,1 ) を通り傾き a の直線と 3 つの直線 x =2 ,x= -1 ,y= 0 とで囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を V ⁡(a ) とする. V⁡( a) を最小にする a の値を求めよ.
1996-10701-0104
【4】 xy 平面上の点 ( 3,1 ) を A とする.点 A を原点 O のまわりに正の向きに 60 ⁢° 回転した点を B とする.
(1) B の座標を求めよ.
(2) 点 C は OC→= 2⁢OB → をみたすものとし,点 ( 5 -3 3 , 5 +9⁢ 39 ) を P とする.このとき
CP→ = 23⁢ t⁢ CO→ + 23⁢ (1 -t) ⁢CA→
となる実数 t を求めよ.
(3) さらに CP の延長が OA と交わる点を Q とする. CQ→ を CP → で表せ.
(4) 三角形 OAC と三角形 OAP の面積の比を求めよ.
1996-10701-0105
代数幾何・基礎解析・微分積分・確率統計
教育,理,医,歯,薬,工学部
【1】 n を自然数とし,関数
fn ⁡(x )= xn+1 -1 x-1 ( x≠1 )
が x =1 で連続となるように fn⁡ (1 ) を定める.
(1) f2 ⁡( 2) の値を求めよ.
(2) 第 2 次導関数 fn″ ⁡(x ) の x =1 における値 fn″ ⁡(1 ) を求めよ.
(3) gn ⁡(t )= ∫0t fn ⁡(x )⁢d x とおくとき ∫01 gn ⁡( t)⁢ dt の値を求めよ.
1996-10701-0106
【2】 xyz 空間において 4 点 A ( 1,0, 0) ,B ( 0,1, 0) ,C ( 0,0, 1) ,D ( 1,1, 1) をとる.
(1) 平面 z =k と四面体 ABCD の辺との 4 つの交点の座標を求めよ.ただし 0 <k<1 とする.
(2) 平面 z =k による四面体 ABCD の切り口の面積 S ⁡(k ) を k を用いて表せ.
(3) 四面体 ABCD の体積を求めよ.
1996-10701-0107
【3】 さいころを投げ次のルールで x y 平面上におかれた駒を動かす.
点 ( x,y ) に駒があるとき
出た目の数が 1 か 2 か 3 ならば ( x,y- 1) の点に,
出た目の数が 4 か 5 ならば ( x+1, y-1 ) の点に,
出た目の数が 6 ならば ( x+1, y) の点に
駒を移動させる.
ただし,さいころのそれぞれの目の出る確率は 16 であるとする.
はじめに点 ( 0,2 ) に駒をおき,さいころを投げるごとに駒を移動させこれを 5 回繰り返す.
(1) 5 回目に駒が ( 3,0 ) に到達する確率を求めよ.
(2) 5 回目に駒がはじめて x 軸に到達する確率を求めよ.
1996-10701-0108
【4】 xy 平面上に曲線 C が媒介変数 θ を用いて
C:x =f⁡( θ) =cos3 ⁡θ ,y= g⁡( θ)= -sin3 ⁡θ ( 0<θ< π )
で与えられている. C 上の点 P1 ( f⁡( θ1 ),g ⁡( θ1 )) における C の接線 l 1 と点 P2 ( f⁡( θ2 ),g ⁡( θ2 ) ) における C の接線 l 2 とが直交しているとする.ただし θ1< θ2 とする.
(1) θ2 を θ 1 で表せ.
(2) l1 と l 2 の交点を Q ( X,Y ) とする. P 1 が C 上を動くとき X +Y の最小値を求めよ.