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1996-11561-0201
1996 大阪府立大学 C
工学部
易□ 並□ 難□
【1】 空間における 2 直線
l1 : x-1 2= 4 -y2 =z- p ,l 2:- x-3= y -3⁢p 2= z +52
が交わるとき,次の問いに答えよ.
(1) 定数 p の値,および l 1 と l 2 の交点の座標を求めよ.
(2) l1 と l 2 を含む平面 α の方程式 a ⁢x+b ⁢y+c ⁢z+d =0 を求めよ.
(3) 平面 α 上で l 1 と l 2 がなす角の 2 等分線の方程式を求めよ.
1996-11561-0202
【2】 4 人の人がいて,その前に 3 つの箱 A ,B , C が置かれている.各人は数字 1 の書かれたカード,数字 2 の書かれたカード,数字 3 の書かれたカードを 1 枚ずつ合計 3 枚持っている. 4 人のそれぞれがカードを無作為に選んで,箱 A ,B , C に 1 枚ずつ入れるものとする.箱 A ,B , C に入っているカードの数字の合計を a , b ,c とすいるとき,次の問いに答えよ.
(1) a<b <c となる a の値をすべて求めよ.
(2) a=7 かつ a <b< c となる確率を求めよ.
1996-11561-0203
【3】 f⁡( x)= x⁢e -x とする.このとき,次の問いに答えよ.ただし limx→ ∞x ⁢e- x=0 を用いてよい.
(1) f⁡( x) のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) p を正の定数とするとき, F⁡( x)= {f ⁡(x )} 2-p ⁢f⁡ (x ) の極値を求めよ.ただし,極値をとる x の値は求めなくてよい.
(3) y=F ⁡( x) のグラフが x 軸に接するとき, p の値と接点の x 座標 a を求めよ.
(4) (3)で求めた p と a に対して, ∫ 0a F⁡( x)⁢ dx の値を求めよ.
1996-11561-0204
【4】 数列 { xn } は次の関係式を満たしている.
x0= 0 , ∫x n-1 xn (1+ |cos ⁡t| )⁢ dt=n ⁢(n +1) ( n=1 ,2 , ⋯ )
このとき,次の問いに答えよ.
(1) ∫ 0xn ( 1+| cos⁡t | )⁢d t を n を用いて表せ.
(2) ∫ 0x ( |cos⁡ t|- c)⁢ dt が周期 π の周期関数となるように定数 c を定めよ.
(3) c を(2)で定めた定数とする.すべての x に対して,
| ∫0x | cos⁡t |- c)⁢ dt| ≦(1 +| c| )⁢π
が成立することを示せ.
(4) (2)で定めた c に対して, an = ∫0x n ( |cos⁡ t| -c) ⁢dt とおくとき,一般項 x n を a n と n を用いて表せ.
(5) limn →∞ xnn 2 を求めよ.