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【6】 次のプログラムを実行すると数の入力を回求めてくる.このとき,二つの正の整数を入力して実行するとして,下の問いに答えよ.
100 INPUT "a =";A
110 INPUT "b =";B
120 Q = INT(A/B)
130 R = A - Q*B
140 PRINT Q
150 IF R = 0 THEN GOTO 190
160 A = B
170 B = R
180 GOTO 120
190 PRINT B
200 END
(1) a = ?
に対しb = ?
に対しを入力したとき,画面に数を新たに個表示して停止する.表示される最初の数は,次の数はである.
(2) a = ?
に対し,b = ?
に対しを入力したとき,行を回実行してから停止する.
表示される最初の数は,次の数は,三番目の数はである.
(3) a = ?
に対しある数,b = ?
に対しを入力したところ,表示された最初の個の数は順にであった.このとき,である.
【1】〔1〕 三角形の辺の中点を辺をに内分する点をとする.線分と線分の交点をとする.このとき
である.
線分の中点を線分の中点をとするとき
である.
直線上に点直線上に点をとり,線分の中点をとする.そして,
とするとき,が一直線上にあれば
である.
【2】〔2〕
とする.
曲線とその曲線上にない点が与えられている.曲線上の点とを結ぶ線分の中点の座標は
である.したがって,点が曲線上を動くとき,点の描く曲線をとすれば
である.
曲線と曲線が点だけを共有するならば,次方程式
が二つの実数解をもたなくてはならないから,
となり,その実数解は
と
である.
このとき,曲線によって囲まれた部分の面積は
である.
【3】 一辺の長さがの正方形の各辺の中点を図のようにとし,線分と線分の交点をとする.
以下,を分岐点とよび,二つの分岐点を結ぶ長さの線分を辺とよぶ.
動点がを始点とし,秒間に辺を一つずつ移動してできる経路の全体を考える.ただし,以前に通った辺を再び通ることはできるが,各分岐点で直ちに後戻りはできないものとする.
(1) を始点とする長さの経路を考える.たとえば,終点がである経路は全部で本ある.
終点がである経路は全部で本ある.
終点がである経路は全部で本ある.
終点がである経路は全部で本ある.
長さの経路の総数は本である.
(2) 動点は始点を時刻に出発する.ただし,各分岐点で動ける方向がいくつかある場合は,どの方向に進むかは等しい確率で決まるものとする.
秒後にがに戻る確率はである.
秒後にがに到達する確率はである.
秒後にがに到達する確率はである.
秒後にがを通り,その秒後にに戻る確率はである.
秒後にがまたはを通り,その秒後にに戻る確率はである.
出発してから秒後にがにいる確率はである.