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1997-13363-0901
1997 上智大学 理工学部
数学科
易□ 並□ 難□
【1】 曲線 C: y=x3 -6⁢ x2+ 5⁢x を考える.
(1) 原点 (0 ,0) における曲線 C の接線を y= m1⁢ x とする.傾き m 1 を求めよ.
(2) 原点を通る直線 y= m2⁢ x が原点以外の点で曲線 C に接するとき,その接点の座標および直線の傾き m 2 を求めよ.
(3) 原点を通る直線 l: y=m⁢ x と曲線 C とが相異なる 3 点で交わるための m の条件を求めよ.
(4) 直線 l: y=m⁢ x が x> 0 の部分で曲線 C と 2 点で交わるとき, l と C で囲まれる二つの図形の面積が等しくなるときの直線 l の傾き m の値と,その図形の面積を求めよ.
1997-13363-0902
【2】 長さ 4 の線分が第 1 象限内にあり,その両端はそれぞれ x 軸と y 軸上にあるものとする.この線分を含む直線を回転軸として,原点に中心を持つ半径 1 の円を回転させた立体の体積を V とする. V を最大にするような線分の位置とそのときの V の値を求めよ.
1997-13363-0903
【3】 1 辺の長さが 1 の正四面体 ABCD を V で表す.頂点 A の平面 BCD に関して対称な点を A ′ とする.同様に B の ACD に関して対称な点を B ′ ,C の ABD に関して対称な点を C ′ ,D の ABC に関して対称な点を D ′ とする.正四面体 A ′BCD , AB ′ CD, AB C′ D , ABCD ′ をそれぞれ V1 ,V 2 ,V 3 ,V 4 とする. DC の中点を M とする.
(1) AM の長さを求めよ.
(2) cos⁡( 1 2⁢ ∠AMB ) ,cos⁡ ( 12 ⁢∠ A′ M B′ ) を求めよ.
(3) ▵A ′M B′ の面積を求めよ.
(4) 四面体 A ′C B′ D の体積を求めよ.
(5) 多面体がその任意の面を含む平面の片側にあるとき,凸多面体という. V ,V 1 ,V 2 ,V 3 ,V4 を含む最小の凸多面体の体積を求めよ.