1998 上智大学 経済(経営)学部MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

1998 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【1】(1)  0° θ90 ° とする. 2 次方程式 x 2-x+ a=0 の解が cos θ 2 cos2 θ であるとき, cosθ = であり, a= である.

1998 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【1】(2)  P( x)= bx+ c は, 0° <θ< 90° である任意の θ に対し,次の式をみたしているとする.

sin3 θ=P ( cos2 θsin 2θ ) sin3 θ

このとき, b= c= である.

1998 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【1】(3)  4 次方程式 ( x2- 2) 2-2 =x は, 2 つの整数の解 をもち,他の 2 つの解は ± 2 である.ただし, < とする.

1998 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【2】  p を実数とし, f( x)= -(2 x-p )( 2x- 3p ) とおく.

(1) 放物線 y= f( x) の頂点は y= x2+ x+ のグラフ上にある.

(2) 放物線 y= f( x) と,直線 y= -4x -8 で囲まれた部分の面積は, p= のとき最小値 をとる.

(3)  p>0 とし, 3 次関数 y= g( x) が, g ( x)= f( x) をみたしているとする. g( x) の極大値を M 極小値を m とするとき M -m= p である.

1998 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【3】 実部,虚部ともに整数である複素数 z に対して実数 f (z ) が定まり,この f (z ) は次の条件(ⅰ),(ⅱ)をみたしているとする.

(ⅰ)  z w を実部,虚部ともに整数である複素数とし, z i w の実数倍であれば,すなわち,ある実数 c に対し z =ci w であれば

f( z+w) =f( z)+ f( w)

となる.ただし, i は虚数単位である.

(ⅱ)  f( 1)= f( -1) =f( i)= f( -i) =1

(1)  f( 1+i ) の値を求める. z=1 w=i のとき, c= に対し z =ci w となるので f (1 +i) =f( 1)+ f( i)= である.

(2)  f( 2) f( -2i ) の値を求める. α= + i とおくと, 2=α +α i と表され, c=-1 として α =ci (α i) が成り立つので

f( 2)= f( α)+ f( αi) =

である.ただし, は整数とする.

 また -2 i=α- αi に注意すれば, f( -2i )= である.

(3)  f( 2-3 i) の値を求める. z=2 w=-3 i c= とすると, z=c iw となるので

f( 2-3 i)= f( 2)+ f( -3i )

である. a b を整数とし, α は(2)で定めた複素数として 1 -3i =aα +bα i とおけば a = b= である.この関係によって

f( 1-3 i)=

が成立する.したがって, f( -3i )=f (1 -3i )-f (1 )= となり, f( 2-3 i)= が得られた.

inserted by FC2 system