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1999 東京都立大 前期

人文・経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  y=x2 のグラフ Γ と, b>a 2 を満たす点 A (a ,b) が与えられている.点 A を通る傾き m の直線を l Γ l との交点を P Q とし, Γ l とで囲まれた図形の面積を S (m ) とおく.

(1)  S( m) a b m を用いて表せ.

(2)  S( m) が最小値をとるとき, AP=AQ が成り立つことを示せ.

1999 東京都立大 前期

人文・経済学部

易□ 並□ 難□

【2】  3 角錐 OABC は, 1 辺の長さが 1 の正 3 角形 ABC を底面とし,高さが 1 頂点 O ABC の重心の真上にあるものとする.

(1) 辺 OA の長さを求めよ.

(2)  3 角錐 OABC の側面上で, A から出発して OB上の点を通過して C に到る最短距離を求めよ.

(3)  3 角錐 OABC の側面上で, A から出発して OB OC 上の点を通過して A に戻る最短距離を求めよ.

1999 東京都立大 前期

人文・経済学部

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【3】  3 次関数 f (x) =x3 +px 2+q x x= a で極大値をとり,かつ f (a )=f ( 1) を満たすとする.このとき, p q の満たすべき条件を求め,点 ( p,q ) が存在する範囲を図示せよ.

1999 東京都立大 前期

人文・経済学部

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【4】 ある会社が 2 種類の製品 A B を製造している.製品 A 1 トン生産するには, 2 トンの材料, 4 時間の労働及び 3 時間の機械の稼働を必要とし,製品 1 トン当りの利益は 20000 円であり,製品 B 1 トン生産するには, 5 トンの材料, 3 時間の労働及び 1 時間の機械の稼働を必要とし,製品 1 トン当りの利益は 10000 円である.材料,労働,機械の稼働が一定の割合で増加すると,生産高及び利潤が比例的に増大するものとし,材料,労働,機械の稼働の最大使用限度が,それぞれ 300 トン, 240 時間, 150 時間であるとき,各製品を何トンずつ生産すれば利益が最大になるか.

1999 東京都立大 前期

理・工学部

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【1】 行列 A= ( ab cd ) b= ( 01 10 ) に対して L1=A Ln= [L n-1, B] n=2 3 とする.但し, [C ,D] =CD -DC である.

(1)  L2 L3 を求めよ.

(2)  n が偶数,奇数の場合に応じて L n を求めよ.

(3) ある奇数 n 3 に対して L n=L 2 が成り立つとき, A が満たすべき条件を求めよ.このとき,更に A 2=A を満たすような A を求めよ.

1999 東京都立大 前期

理・工学部

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【2】  y=x2 のグラフを Γ とする. Γ 上の点 P (t ,t2 ) t>0 における Γ の接線 l と点 P において直交する直線が x 軸と交わる点を A とし, l に関して A と対称な位置にある点を B とする.

(1) 点 B の座標を t で表せ.

(2)  t t >0 が変わるとき,点 B が描く軌跡と y 軸とで囲まれる図形の面積を求めよ.

1999 東京都立大 前期

理・工学部

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【3】 円 x 2+y 2=1 上の 2 点を P Q とし,線分 PQ の長さが 2 であるとする. 2 P Q がこの条件を満たしながら動くとき, 2 A (3 ,0) B (- 4,0 ) に対して,ベクトル PA QB の内積 PA QB の最大値及びそのときの P Q の座標を求めよ.

1999 東京都立大 前期

理学部数学科

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【1】 不等式

-x2 +a<y <x4 -3 x2+ 1(*)

に関して,次の各条件が成り立つような a の範囲を求めよ.

(1) (*)が x の値にかかわらずに成り立つような y が存在する.

(2)  x がどのように与えられても,その x に対して(*)が成り立つような y が存在する.

(3)  y がどのように与えられても,その y に対して(*)が成り立つような x が存在する.

1999 東京都立大 前期

理学部数学科

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【2】  x に関する多項式 f n( x) n=0 1 2

f0 (x) =2 f1 (x )= x fn+ 2( x)= xf n+1 (x )-f n( x) n =0 1 2

で定める.

(1)  f2 (x) f3 ( x) を求めよ.

(2)  fn (2) fn (- 1) はそれぞれ n について周期的に変化することを示し, fn (2 ) fn (- 1) の値を求めよ.

(3)  fn (x) +fn +1 (x) +fn+ 2( x) (x+ 1) 2( x-2 ) で割った余りを求めよ.

1999 東京都立大 前期

理学部数学科

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【3】(1)  3 個のサイコロを投げるとき,出た目の数を辺の長さとする 3 角形が存在する確率を求めよ.

(2)  3 個のサイコロを 2 回投げるとき,出た目の数を辺の長さとする 3 角形が 2 回とも存在して,それらが相似になるが合同にはならない確率を求めよ.

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