Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
1999年度一覧へ
大学別一覧へ
東京都立大一覧へ
1999-11262-0101
1999 東京都立大 前期
人文・経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 y=x2 のグラフ Γ と, b>a 2 を満たす点 A (a ,b) が与えられている.点 A を通る傾き m の直線を l , Γ と l との交点を P , Q とし, Γ と l とで囲まれた図形の面積を S⁡ (m ) とおく.
(1) S⁡( m) を a , b ,m を用いて表せ.
(2) S⁡( m) が最小値をとるとき, AP=AQ が成り立つことを示せ.
1999-11262-0102
【2】 3 角錐 OABC は, 1 辺の長さが 1 の正 3 角形 ABC を底面とし,高さが 1 , 頂点 O が ▵ABC の重心の真上にあるものとする.
(1) 辺 OA の長さを求めよ.
(2) 3 角錐 OABC の側面上で, A から出発して OB上の点を通過して C に到る最短距離を求めよ.
(3) 3 角錐 OABC の側面上で, A から出発して OB , OC 上の点を通過して A に戻る最短距離を求めよ.
1999-11262-0103
【3】 3 次関数 f⁡ (x) =x3 +p⁢x 2+q⁢ x が x= a で極大値をとり,かつ f ⁡(a )=f ⁡( 1) を満たすとする.このとき, p ,q の満たすべき条件を求め,点 ( p,q ) が存在する範囲を図示せよ.
1999-11262-0104
【4】 ある会社が 2 種類の製品 A , B を製造している.製品 A を 1 トン生産するには, 2 トンの材料, 4 時間の労働及び 3 時間の機械の稼働を必要とし,製品 1 トン当りの利益は 20000 円であり,製品 B を 1 トン生産するには, 5 トンの材料, 3 時間の労働及び 1 時間の機械の稼働を必要とし,製品 1 トン当りの利益は 10000 円である.材料,労働,機械の稼働が一定の割合で増加すると,生産高及び利潤が比例的に増大するものとし,材料,労働,機械の稼働の最大使用限度が,それぞれ 300 トン, 240 時間, 150 時間であるとき,各製品を何トンずつ生産すれば利益が最大になるか.
1999-11262-0105
理・工学部
【1】 行列 A= ( ab cd ) ,b= ( 01 10 ) に対して L1=A , Ln= [L n-1, B] ( n=2 ,3 , ⋯) とする.但し, [C ,D] =C⁢D -D⁢C である.
(1) L2 ,L3 を求めよ.
(2) n が偶数,奇数の場合に応じて L n を求めよ.
(3) ある奇数 n (≧ 3 ) に対して L n=L 2 が成り立つとき, A が満たすべき条件を求めよ.このとき,更に A 2=A を満たすような A を求めよ.
1999-11262-0106
【2】 y=x2 のグラフを Γ とする. Γ 上の点 P (t ,t2 ) ( t>0 ) における Γ の接線 l と点 P において直交する直線が x 軸と交わる点を A とし, l に関して A と対称な位置にある点を B とする.
(1) 点 B の座標を t で表せ.
(2) t (t >0 ) が変わるとき,点 B が描く軌跡と y 軸とで囲まれる図形の面積を求めよ.
1999-11262-0107
【3】 円 x 2+y 2=1 上の 2 点を P , Q とし,線分 PQ の長さが 2 であるとする. 2 点 P , Q がこの条件を満たしながら動くとき, 2 点 A (3 ,0) ,B (- 4,0 ) に対して,ベクトル PA → と QB → の内積 PA→ ⋅ QB→ の最大値及びそのときの P , Q の座標を求めよ.
1999-11262-0108
理学部数学科
【1】 不等式
-x2 +a<y <x4 -3⁢ x2+ 1⋯(*)
に関して,次の各条件が成り立つような a の範囲を求めよ.
(1) (*)が x の値にかかわらずに成り立つような y が存在する.
(2) x がどのように与えられても,その x に対して(*)が成り立つような y が存在する.
(3) y がどのように与えられても,その y に対して(*)が成り立つような x が存在する.
1999-11262-0109
【2】 x に関する多項式 f n⁡( x) ( n=0 ,1 ,2 ,⋯ ) を
f0⁡ (x) =2 ,f1 ⁡(x )= x, fn+ 2⁡( x)= x⁢f n+1 ⁡(x )-f n⁡( x) (n =0 ,1 ,2 ,⋯ )
で定める.
(1) f2⁡ (x) ,f3 ⁡( x) を求めよ.
(2) fn⁡ (2) ,fn ⁡(- 1) はそれぞれ n について周期的に変化することを示し, fn⁡ (2 ), fn ⁡(- 1) の値を求めよ.
(3) fn⁡ (x) +fn +1⁡ (x) +fn+ 2⁡( x) を (x+ 1) 2⁢( x-2 ) で割った余りを求めよ.
1999-11262-0110
【3】(1) 3 個のサイコロを投げるとき,出た目の数を辺の長さとする 3 角形が存在する確率を求めよ.
(2) 3 個のサイコロを 2 回投げるとき,出た目の数を辺の長さとする 3 角形が 2 回とも存在して,それらが相似になるが合同にはならない確率を求めよ.