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1999 上智大学 法(法律)学部

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【1】  f( x)= x3+ ax2 +bx +c とする.

(1)  f( x) x= -1 で極値 8 をとり,また y= f( x) のグラフ上の点 (0 ,c) における接線が点 ( 1,-6 ) を通るならば, a= b= c= である.

(2)  f( x) が関係式

f( x)= 1x (3 t2- 6t- x) dt

をみたすならば, a= b= c= である.

1999 上智大学 法(法律)学部

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【2】 以下の には選択肢 A より, には選択肢 B より正しいものを 1 つ選び,その番号を答えよ.

(1)  x y は整数とする.「 x+ y+x y が偶数である」ことは「 x y がともに偶数である」ための

x y の最大公約数が 1 である」ことは「 2 x y の最大公約数が 2 である」ための

(2)  x y は実数とする.「 x+ y x2+ y2 がともに有理数である」ことは「 x y がともに有理数である」ための

x 3+y 3 が正の数である」ことは「 x+ y が正の数である」ための

(3)  A B を実数を要素とする集合とする.「 A の各要素 a に対して B の要素 b が存在して a <b となる」ことは「 B の要素 b が存在して A のすべての要素 a に対して a <b となる」ための

(4) 命題「 x y がともに整数ならば x+ y は整数である」の対偶は

選択肢 A

1. 必要十分条件である

2. 必要条件であるが十分条件ではない

3. 十分条件であるが必要条件ではない

4. 必要条件でも十分条件でもない

選択肢 B

1. 「 x+ y が整数でないならば x y はともに整数でない」

2. 「 x+ y が整数でないならば x y の一方のみが整数でない」

3. 「 x+ y が整数でないならば x y の一方のみが整数でない」

4. 「 x+ y が整数ならば x y はともに整数である」

5. 「 x y がともに整数でないならば x+ y は整数でない」

6. 「 x y の一方のみが整数でないならば x+ y は整数でない」

7. 「 x y の少なくとも一方が整数でないならば x+ y は整数でない」

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2月11日実施

易□ 並□ 難□

【3】 実数 x に対して x 以下の最大の整数を [x ] で表す.たとえば [ 2] =1 [ -1.3] =-2 である.

(1)  [ 13 x+ 1]= -2 をみたす x の範囲は

x<

である.

(2)  [ 16 x ]= [ 12 x+ 1] をみたす x について考える. [ 16 x ]= [ 12 x+ 1]=k とおく. [ 16 x] =k より

k+ x< k+

であり,また [ 1 2 x+ 1]= k より

k+ x< x+

である. x の範囲 が共通部分を持つのは k= のときのみであるから, [ 16 x ]= [ 12 x+ 1] をみたす x の範囲は

x<

である.

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