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2000 東京医科歯科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 箱の中に 2 枚のカードが入っていて, 1 枚には複素数 1+ i が,他の 1 枚には 1-i 2 が記入してある( i は虚数単位).この箱からランダムに 1 枚のカードを取り出し,カードに記された複素数を記録した後にカードを元の箱に戻す.この操作を難度も繰り返し,第 n 回目の操作で記録された複素数を un とする. u1 から un までの積 z n=u 1u 2 un に関して以下の確率を求めよ.

(1)  z4= 1 となる確率.

(2)  |z10 |<6 となる確率.

(3)  n が偶数のとき, zn が虚数となる確率.

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易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上にベクトル a =(2 ,1) b =( 1,4) c = (2,3 ) d =(3, 3) が与えられている.以下のそれぞれについて,点 P が動く領域を座標平面上に図示せよ.

(1) 実数 r s 12 r+s1 r0 s 0 を満たしながら動くとき,ベクトル p =r a +s b を位置ベクトルとする点 P

(2) 実数 r s t r+ s+t= 1 r0 s0 t 0 を満たしながら動くとき,ベクトル p =r a+ sb - tc を位置ベクトルとする点 P

(3) 実数 r s t u 1r +s+t +u2 r0 s0 t0 u0 を満たしながら動くとき,ベクトル p =r a +s b +t c+ ud を位置ベクトルとする点 P

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易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x)= log(x +x2 -1) x 1 およびその逆関数 g (x) x0 のグラフをそれぞれ C 1 C2 とする.

(1)  C1 上の点 (a, f(a )) における C1 の法線 l1 C2 上の点 (f (b), b)) における C2 の法線 l2 とが平行であるとき, a を用いて b を表せ.

(2) 点 (g (1), 1) における C1 の法線 l と曲線 C1 および x 軸とで囲まれる図形の面積を求めよ.

(3) 点 P C1 上を,点 Q C2 上をそれぞれ動くとき,線分 PQ の長さの最小値を求めよ.

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