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2000-10262-0101
2000 東京医科歯科大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 箱の中に 2 枚のカードが入っていて, 1 枚には複素数 1+ i が,他の 1 枚には 1-i 2 が記入してある( i は虚数単位).この箱からランダムに 1 枚のカードを取り出し,カードに記された複素数を記録した後にカードを元の箱に戻す.この操作を難度も繰り返し,第 n 回目の操作で記録された複素数を un とする. u1 から un までの積 z n=u 1⁢u 2⋯ un に関して以下の確率を求めよ.
(1) z4= 1 となる確率.
(2) |z10 |<6 となる確率.
(3) n が偶数のとき, zn が虚数となる確率.
2000-10262-0102
【2】 座標平面上にベクトル a→ =(2 ,1) ,b →=( 1,4) ,c →= (2,3 ), d→ =(3, 3) が与えられている.以下のそれぞれについて,点 P が動く領域を座標平面上に図示せよ.
(1) 実数 r ,s が 12≦ r+s≦1 ,r≧0 ,s ≧0 を満たしながら動くとき,ベクトル p →=r ⁢a→ +s⁢ b→ を位置ベクトルとする点 P .
(2) 実数 r ,s ,t が r+ s+t= 1, r≧0 ,s≧0 ,t ≧0 を満たしながら動くとき,ベクトル p→ =r⁢ a→+ s⁢b →- t⁢c → を位置ベクトルとする点 P .
(3) 実数 r ,s ,t ,u が 1≦r +s+t +u≦2 , r≧0 ,s≧0 , t≧0 , u≧0 を満たしながら動くとき,ベクトル p →=r ⁢a→ +s⁢ b→ +t⁢ c→+ u⁢d → を位置ベクトルとする点 P .
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【3】 関数 f⁡ (x)= log⁡(x +x2 -1) (x ≧1 ) およびその逆関数 g⁡ (x) ( x≧0 ) のグラフをそれぞれ C 1, C2 とする.
(1) C1 上の点 (a, f⁡(a )) における C1 の法線 l1 と C2 上の点 (f⁡ (b), b)) における C2 の法線 l2 とが平行であるとき, a を用いて b を表せ.
(2) 点 (g⁡ (1), 1) における C1 の法線 l と曲線 C1 および x 軸とで囲まれる図形の面積を求めよ.
(3) 点 P が C1 上を,点 Q が C2 上をそれぞれ動くとき,線分 PQ の長さの最小値を求めよ.