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2000-10461-0201
2000 静岡大学 後期
理(数学科),工,情報学部?
配点は20%
易□ 並□ 難□
【1】 行列 A =( pq rs ) に対して, d=p⁢ s-q⁢ r , t=p+ s とおく.このとき,次の問いに答えよ.ただし, E は 2 次の単位行列であり, A=k⁢ E となる実数 k は存在しないものとする.
(1) A2= t⁢A- d⁢E となることを示せ.
(2) An= an⁢ A+bn ⁢E (n =1 , 2 , 3 ,⋯ ) とするとき, an+ 1 , bn+ 1 を a n , bn , d , t を用いて表せ.
(3) A=( -1 −2 34 ) のとき, An ( n=1 , 2 , 3 ,⋯ ) を求めよ.
2000-10461-0202
【2】 α を複素数とする.複素数平面上で 3 点 α 2 , α4 , α6 は正三角形の頂点になっている.このとき,次の問いに答えよ.
(1) α を求めよ.
(2) この正三角形を原点を中心にして時計まわりに 90 ⁢° 回転させて得られた三角形の 3 頂点が表す複素数を求めよ.
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【3】 楕円 x29 + y24 =1 上の 2 点 P , Q が ∠POQ =90⁢ ° を満たしながら動くとき,次の問いに答えよ.ただし, O は原点である.
(1) 1OP2 + 1OQ2 の値は一定であることを示せ.
(2) O から線分 PQ に下ろした垂線の足を R とする.線分 OR の長さは一定であることを示せ.
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【4】 a を実数とする.関数 f ⁡(x )= x3- a⁢x について,次の問いに答えよ.
(1) -1≦x ≦1 における |f⁡ (x ) | の最大値 M ⁡(a ) を求めよ.
(2) 関数 M ⁡(a ) の増減を調べて, M⁡( a) が最小となるような a の値を求めよ.
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【5】 関数 f ⁡(x )= x⁢sin⁡ x について,次の問いに答えよ.
(1) 第 2 次導関数 f ″⁡ (x ) を求めよ.
(2) limh →0 f⁡( x+h) +f⁡( x-h) -2⁡f ⁡(x )h 2= f″⁡ (x ) が成り立つことを示せ.
(3) 定積分 ∫02 ⁢n⁢π | f⁡( x) | ⁢dx ( n=1 , 2 , 3 ,⋯ ) を求めよ.