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2000 慶応義塾大学 商学部

易□ 並□ 難□

【1】  a b c は正の数とする.次の不等式

a b+b c+c aa +b+c 3 ab ca b+b c+c a

が成り立つことを証明せよ.また,等号が成り立つのは a b c がどのような関係をみたすときか述べよ.

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【2】

(1) 次の式を完成せよ.

k=1 n(k 2 k+2 )= (n- )× 2n+ +

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【2】

(2)  cos3 θ+i sin 3θ cos θ sin θ を用いて表せ.

cos3 θ+i sin 3θ = cos 3θ - cos θ sin2 θ

+i( cos2 θsin θ- sin 3θ )

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【2】

(3)  x の整式 x3 +a x2+ 2x+ b-3 をある整式 P (x) で割ると,商が x- 1 余りが x- 2 である.その P (x) x- 2 で割ると,余りは -a b である.このとき, a b のとりうる値を求めよ.

a=- b= または a= b =-

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【3】  f(x ) 3 次式, g (x) 2 次式とする. xy 平面上の 2 つの曲線 C 1:y =f (x) C 2:y= g( x) は点 P (1, 0) で交わり,点 P において C1 の接線と C2 の接線は互いに直交している.また, f( x) g (x ) は次の関係をみたすものとする.

(ⅰ)  f(x )+ 1x g ( t)d t=-x 3+a x2- bx

(ⅱ)  f (x) g (x) =3a x3- 15x 2+5 ax -2b

 このとき,

(1)  a b を求めると a= b = である.

(2)  f(x )g (x ) を求めよ.

f (x)= - x3+ x 2- x+

g(x )=- x2+ x +

(3) 曲線 C1 と曲線 C2 で囲まれた図形の面積を求めると である.

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2000年慶応義塾大商学部【4】の図

【4】  α 0< α<90 をみたす整数とする.原点 O を中心とする半径 1 の単位円周上に点 P 0( x0, y0 ) をとり,以下, O PkP k+1 α 度となるように円周上の点列 { Pk ( xk, yk ) } k=0 1 を右の図のように定める.このとき, Pn= P0 となる最小の正整数 n n (α ) で表わす.ただし,角度の符号は時計の針の回転と逆向きを正とする.次の問いに答えよ.

(1)  n(α )= 18 とする.このとき, α の取りうる値を小さい順に述べよ.

(2)  n(α ) を素数とする.このとき, n(α ) が取りうる値を小さい順に述べよ.

(3)  α=15 とする.このとき, n(15 ) であり, Pk (x k,y k) を複素数平面上で考えると

xk+ 1+i yk +1= (- -i ) (x k+i yk)

である.特に,点 P0 の座標が (x0 ,y0 )=( - 22 ,- 2 2 ) のとき, P 128 の座標は,

(x128 ,y128 )=( - , + )

となる.

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