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2000 上智大学 文(社会),

法(国際関係法)学部

易□ 並□ 難□

【1】(1)  AB=AC A= 36° である二等辺三角形 ABC において, B の二等分線が辺 AC と交わる点を D とする. ABC BCD は相似なので,

AB:BC= + :1 cos 36°= +

である.

(2) 一辺の長さが 2 5 の正五角形 ABCDE の対角線 AC BE との交点を P AD BE との交点を Q とする. PQ= + である.また,正五角形 ABCDE の外接円の面積は ( + ) π であり,内接円の面積は ( + ) π である.

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法(国際関係法)学部

易□ 並□ 難□

【2】(1)  3 次関数 f (x)= ax 3+b x2 +cx +d f (1)= 1 f(- 1)=- 1 f( 2)=2 をみたすなら, b c d a によって b= a+ c= a+ d= a + と表される.

(2)  には下の(A),(B),(C),(D)のなかで,あてはまるものをすべて選べ.

 一般に, 3 次関数 g (x) -1 x2 で単調に増加する関数になるのは,次の 4 つのいずれかの場合である.

(A)  g(x ) はすべての実数の範囲で単調に増加する.

(B)  g(x ) は極大値を x= α 極小値を x= β でとり, α<β -1 である.

(C)  g(x ) は極大値を x= α 極小値を x= β でとり, 2α <β である.

(D)  g(x ) は極大値を x= α 極小値を x= β でとり, β- 1<2 α である.

 この 4 通りのうち,(1)の f (x) に対しては,どのような a をとっても起こりえないのは である.

 また, f(x ) -1 x2 で単調に増加する関数になるのは a <0 または 0< a のときである.

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法(国際関係法)学部

易□ 並□ 難□

【3】  から には下の選択肢(a),(b),(c),(d)から正しいものを選べ.

(1)  n を整数とする. n 6 または 15 で割り切れることは, n 30 で割り切れるための

  1n 300 をみたし, 6 または 15 で割り切れる n は全部で 個ある.

(2)  m n を整数とする. m+n mn がともに 12 で割り切れることは, m n がともに 6 で割り切れるための

  1m n100 をみたし, m+n mn がともに 12 で割り切れる m n の組は全部で 個ある.

(3)  l m n を整数とする. l+m+ n lm +mn +nl lm n がすべて 5 で割り切れることは, l m n がすべて 5 で割り切れるための

(4)  l m n を整数とする. l+m+ n l m+m n+n l lm n がすべて 30 で割り切れることは, l m n がすべて 30 で割り切れるための

  1l mn 100 をみたし, l+m+ n lm+ mn+ nl lm n がすべて 30 で割り切れる l m n の組は全部で 個ある.

選択肢:

(a) 必要十分条件である

(b) 必要条件ではあるが十分条件ではない

(c) 十分条件ではあるが必要条件ではない

(d) 必要条件でも十分条件でもない

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