2001 室蘭工業大学 前期

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2001 室蘭工業大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】   a b は定数で a 0 とする.関数 f (x)= log(x +1) g (x) =a x2+ b について, 2 つの曲線 y= f(x ) y= g(x ) は点 (1 ,log2 ) で交わり,その交点における y= f(x ) の接線と y= g(x ) の接線は垂直である.

(1) 定数 a b の値を求めよ.

(2)  y=f (x) y=g (x ) および y 軸で囲まれる部分の面積を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】  k は定数とする. 2 つの連続関数 f (x) g (x) は次の等式を満たす.

f(x )=2 x3+ 02 f(t )dt

0x (x-t) g( t)d t= 15 x5 + 14 x4 +k x2

(1) 関数 f (x) を求めよ.

(2) 連続関数 l (x) に対して H (x)= 0x (x-t) l( t)d t とおくとき, H (x )=l (x) が成り立つことを示せ.また,関数 g (x) k を用いて表せ.

(3)  2 つの曲線 y= f(x ) y= g(x ) が異なる 3 点で交わるとき, k の値の範囲を求めよ.

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【4】との選択

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【3】(1)  a b は実数で b> 0 とする. x>-a を満たすすべての x に対して

x+ b2x +a 2b -a

が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つときの x a b を用いて表せ.

(2)  x>-1 y >0 を満たすすべての x y に対して

xy+ 4 yx +1 +x y+ 4 (x+1 )y 6

が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つときの x y を求めよ.

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【3】との選択

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【4】 数列 {an } a1 =1 a2 =3 および

an+ 1a n+2 -2 an an+ 1+1 =0 n =1 2 3

を満たすとする.

(1)  bn= an an+ 1 n =1 2 3 とおくとき数列 {bn } の第 n 項を求めよ.さらに, an+ 2 an を用いて表せ.

(2) すべての自然数 m に対して

a2 m-1 2n -1 a2m 3 2 m-1

が成り立つことを示せ.

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【6】との選択

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【5】  s t は実数で t> 0 とする.平面上の 4 O (0, 0) A( 3,0) B (s, t) C(s ,-t) を考える. 2 O B を通る直線を l とし,直線 l に関して点 A と対称な点を D とする.

(1)  OC =OD のとき, s t の値を求めよ.

(2)  s=1 とする. AB CD が平行であるとき t の値を求めよ.

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【5】との選択

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【6】 複素数 z1 =r (cosθ +isin θ) をとる.ただし, r>0 0° θ<360 ° i は虚数単位とする.また,複素数 z2 | z2 |= 2 | z1 | を満たすもののうちで, z1 との複素数平面上の距離が最大になるようにとる.

(1)  z2 r θ を用いて表せ.

(2)  θ0 ° 180° とする.実数 a b c に対して z1 z2 x に関する 4 次方程式 x 4+a x3+ bx2 +cx +4=0 の解であるとき a b c cos θ を用いて表せ.

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【8】との選択

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【7】 零行列でない 2 × 2 行列 A

A2= kA

を満たすとする.ここで k は実数とする. E=( 1 00 1 ) とおく.

(1)  k=1 ならば E- A は逆行列をもたないことを示せ.

(2)  k1 かつ A kE とする. xE+ yA E- A の逆行列であるような x y を定めよ.

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【7】との選択

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【8】 曲線 C が媒介変数 t を用いて

x=t+ 1 t y=t -1 t

と表されているとする.

(1) 曲線 C を表す x y の方程式を求めよ.

(2) 曲線 C 上の点 ( t+ 1t ,t - 1t ) における接線の傾きと y 切片を,それぞれ t を用いて表せ.ただし t 21 とする.

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