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2001-10007-0101
2001 室蘭工業大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b は定数で a≠ 0 とする.関数 f⁡ (x)= log⁡(x +1) ,g⁡ (x) =a⁢ x2+ b について, 2 つの曲線 y= f⁡(x ) と y= g⁡(x ) は点 (1 ,log⁡2 ) で交わり,その交点における y= f⁡(x ) の接線と y= g⁡(x ) の接線は垂直である.
(1) 定数 a ,b の値を求めよ.
(2) y=f⁡ (x) ,y=g ⁡(x ) および y 軸で囲まれる部分の面積を求めよ.
2001-10007-0102
【2】 k は定数とする. 2 つの連続関数 f⁡ (x) と g⁡ (x) は次の等式を満たす.
f⁡(x )=2⁢ x3+ ∫ 02⁡ f⁡(t )⁢dt ,
∫ 0x⁡ (x-t) ⁢g⁡( t)⁢d t= 15⁢ x5 + 14⁢ x4 +k⁢ x2
(1) 関数 f⁡ (x) を求めよ.
(2) 連続関数 l⁡ (x) に対して H⁡ (x)= ∫ 0x⁡ (x-t) ⁢l⁡( t)⁢d t とおくとき, H″ ⁡(x )=l⁡ (x) が成り立つことを示せ.また,関数 g⁡ (x) を k を用いて表せ.
(3) 2 つの曲線 y= f⁡(x ) と y= g⁡(x ) が異なる 3 点で交わるとき, k の値の範囲を求めよ.
2001-10007-0103
【4】との選択
【3】(1) a ,b は実数で b> 0 とする. x>-a を満たすすべての x に対して
x+ b2x +a ≧2⁢b -a
が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つときの x を a ,b を用いて表せ.
(2) x>-1 ,y >0 を満たすすべての x ,y に対して
x⁢y+ 4 ⁢yx +1 +x y+ 4 (x+1 )⁢y ≧6
が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つときの x ,y を求めよ.
2001-10007-0104
【3】との選択
【4】 数列 {an } は a1 =1 ,a2 =3 , および
an+ 1a n+2 -2⁢ an⁢ an+ 1+1 =0 (n =1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たすとする.
(1) bn= an⁢ an+ 1 (n =1, 2, 3, ⋯) とおくとき数列 {bn } の第 n 項を求めよ.さらに, an+ 2 を an を用いて表せ.
(2) すべての自然数 m に対して
a2⁢ m-1 ≦2n -1 , a2⁢m ≦3 ⋅2 m-1
が成り立つことを示せ.
2001-10007-0105
【6】との選択
【5】 s ,t は実数で t> 0 とする.平面上の 4 点 O (0, 0), A( 3,0) ,B (s, t), C(s ,-t) を考える. 2 点 O ,B を通る直線を l とし,直線 l に関して点 A と対称な点を D とする.
(1) OC→ =OD→ のとき, s ,t の値を求めよ.
(2) s=1 とする. AB→ と CD → が平行であるとき t の値を求めよ.
2001-10007-0106
【5】との選択
【6】 複素数 z1 =r⁢ (cos⁡θ +i⁢sin ⁡θ) をとる.ただし, r>0 , 0°≦ θ<360 °, i は虚数単位とする.また,複素数 z2 は | z2 |= 2⁢ | z1 | を満たすもののうちで, z1 との複素数平面上の距離が最大になるようにとる.
(1) z2 を r ,θ を用いて表せ.
(2) θ≠0 °, 180° とする.実数 a ,b ,c に対して z1 , z2 が x に関する 4 次方程式 x 4+a⁢ x3+ b⁢x2 +c⁢x +4=0 の解であるとき a ,b , c を cos⁡ θ を用いて表せ.
2001-10007-0107
【8】との選択
【7】 零行列でない 2 × 2 行列 A は
A2= k⁢A
を満たすとする.ここで k は実数とする. E=( 1 00 1 ) とおく.
(1) k=1 ならば E- A は逆行列をもたないことを示せ.
(2) k≠1 かつ A≠ k⁢E とする. x⁢E+ y⁢A が E- A の逆行列であるような x ,y を定めよ.
2001-10007-0108
【7】との選択
【8】 曲線 C が媒介変数 t を用いて
x=t+ 1 t ,y=t -1 t
と表されているとする.
(1) 曲線 C を表す x と y の方程式を求めよ.
(2) 曲線 C 上の点 ( t+ 1t ,t - 1t ) における接線の傾きと y 切片を,それぞれ t を用いて表せ.ただし t 2≠1 とする.