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2002-13331-0201
2002 学習院大学 理学部
40点
2月13日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の操作を繰り返して,点 P を数直線上で移動させる.
コインとサイコロを同時に投げ,
コインが表ならば,サイコロの目の数だけ P を右に進ませ,
コインが裏ならば,サイコロの目の数だけ P を左に進ませる.
このとき
(1) 2 回の操作で点 P が出発点に戻る確率を求めよ.
(2) 3 回目の操作が終わったとき,点 P が出発点にある確率を求めよ.
2002-13331-0202
【2】 0 でない実数 a ,b ,c に対し, 2 次方程式
a⁢x2 +b⁢ x+c= 0
の解を α ,β とおく. α β , βα を 2 つの解とする 2 次方程式を
t2+ p⁢t+ q=0
とする.
(1) p ,q を a ,b ,c を用いて表せ.
(2) α ,β が虚数になる条件は,方程式 t2 +p⁢ t+q= 0 が虚数解を持つことであることを示せ.
(3) 複素数平面上で, 3 点 0 , αβ , β α が正三角形を作る条件は,
b2= (2± 3)⁢ a⁢c
であることを示せ.
2002-13331-0203
30点
【3】 定積分
∫ 0π2 ⁡ (a⁢x -sin⁡x )2⁢ dx
を最小にする実数 a と,そのときの定積分の値を求めよ.
2002-13331-0204
【5】との選択
【4】 行列 A= ( 1 21 0 12 ) と自然数 n に対して,
A+A2 +⋯+ An= ( an bn cn dn )
とおく.
(1) an ,bn ,c n, dn を n を使って表せ.
(2) 数列 {an },{ bn} ,{c n} ,{dn } の極限値をそれぞれ a ,b , c, d とする.行列
( ab cd )
を求めよ.
2002-13331-0205
【4】との選択
【5】 自然数 n に対し, x⁢y≦ n を満たす自然数の組 (x, y) を考える.
このような組の総数を C とする.
これらすべての組 (x, y) について x+ y を求め,それらを足したものを S とする.
(1) C と S を求める次の BASIC プログラムを完成させよ.
100 INPUT N
110 C=0
120 S=0
⋯
(2) n=10 のとき C ,S はいくつか.