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2002 早稲田大学 人間科学部

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  { 83 x-3 y=-27 log2 ( x+1) -log2 (y +3) =-1

のとき x = y= である.

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易□ 並□ 難□

【1】

(2)  04 | x2- 5x+ 6| dx= 3 である.

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易□ 並□ 難□

【1】

(3)  a1 =4 a n+1 =-2 an+ 15 のとき

i=1 n ai> 103

となる最小の n である.

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易□ 並□ 難□

【1】

(4) サイコロを 3 個投げるとき 1 の目も 2 の目も出る確率は 36 である.

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易□ 並□ 難□

【2】 点 ( 0,-2 t+11 ) を中心として半径 2 の円を S とし,点 ( t-13, 0) を中心として半径 r の円を T とする.ただし r は自然数とする.

(1) 円 S と円 T の中心がもっとも近づくのは t = のときで,その距離は である.

(2) どのような実数 t に対しても,円 S と円 T が共有点をもたないような自然数 r の最大値は である.

(3)  t=10 のとき,円 S が円 T の内部にあるような自然数 r の最小値は である.

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易□ 並□ 難□

【3】 複素数平面において,原点を通らない直線の方程式は, 0 でない複素数 α を用いて

α z+α z =2

と表すことができる.

(1) 点 A (1 ) と点 B (3 i) を通る直線 L の方程式を

α z+α z =2

と表すとき,複素数 α

α= + 1 i

である.したがって | α| 2= 3 である.

(2) 直線 L と複素数 α は(1)のものとする.点 Q (ω ) を与えるとき,点 Q と直線 L に関して対称な点 Q ( ω )

ω= ( 2- 2 i) ω + 2+ 2 i

である.

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易□ 並□ 難□

【4】 三角形の重心,外心(外接円の中心),垂心は一直線上にあることが知られている.この事実を具体的な三角形において確認しよう.

 三角形 OAB の各辺の長さが OA =4 OB =3 AB =17 として,いま

a =OA b =OB

とする.

(1)  2 つのベクトル a b の内積 a b である.

(2) 三角形 OAB の重心を G とすれば

OG = 1 (a + b )

である.

(3) 頂点 O から対辺 AB へ垂線を引き,この垂線と AB との交点を P とする. 3 A P B が一直線上にあることと,条件 P AB から

OP = 17 a + 17 b

である.さらに,三角形 OAB の垂心 H が直線 OP 上にあることと,条件 AH OB から

OH = a + b

である.

(4) 次に,三角形 OAB の外心を R とし,実数 p q によって

OR =pa +q b

と表されているとする.条件 OR =AR=BR から

OR = 64 a + 64 b

である.ゆえに RH = RG となり,点 R H G は一直線上にあることがわかる.

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