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2003-10272-0201
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2003 一橋大学 後期
易□ 並□ 難□
【1】 n を正の整数とする.
(1) x2+ y<n2 をみたす正の整数 x ,y の組 (x, y) の個数 an を求めよ.
(2) x2 +y を超えない最大の整数が n であるような正の整数 x ,y の組 (x, y) の個数 bn を求めよ.
2003-10272-0202
【2】 z を 1 でない複素数とし, w= i⁢z z-1 とおく.
(1) w が実数であるような z の全体を複素数平面上に図示せよ.
(2) a を正の実数とする. |w | ≦a であるような z の全体を複素数平面上に図示せよ.
2003-10272-0203
【3】 a>1 とする.直線 y= 2-a⁢ x と,直線 y= x および y= a⁢x との交点をそれぞれ A ,B とする.三角形 OAB の面積の最大値を求めよ.ただし, O は原点を表す.
2003-10272-0204
【4】 半径 r の円は,連立不等式
{ y≦x2 y≧ -(x -6)2
の表す平面上の領域の中を自由に動かすことができる. r の最大値を求めよ.
2003-10272-0205
【5】 n≧5 とする. n チームの間で総当たり戦を行い,勝数の多い順に順位をつける.ただし,引き分けはないものとする.また,勝数が同じである複数のチームの順位は,それより勝数の多いチームが k- 1 チームあるとき,すべて第 k 位であるとする.
(1) 第 1 位のチームがとり得る最小勝数を n で表せ.
(2) 第 5 位のチームがとり得る最大勝数を n で表せ.
(3) 第 3 位のチームがとり得る最小勝数を n で表せ.