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2003-10321-0101
2003 新潟大学 前期
教育人間科学,経済,農学部
易□ 並□ 難□
【1】 平行四辺形 ABCD において,対角線 BD を 3: 4 に内分する点を E とし,点 F は辺 CD の延長上にあって CD= 3⁢DF をみたし,直線 AE と直線 CD の交点を G とする. AB→ =b→ , AD→ =d→ とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) AE→ と AF → を b→ と d→ を用いて表せ.
(2) AG→ を b→ と d→ を用いて表せ.
(3) 直線 AG と直線 BF が垂直のとき, AB:AD を求めよ.
2003-10321-0102
【2】 複素数平面上で,複素数 α =1-2 ⁢i ,β =1+3 -( 1+2 )⁢i を表す点をそれぞれ A( α), B( β) とする.点 A を中心として点 B を角 θ だけ回転した点を P( z) とし, z の実部を x , 虚部を y とする.ただし, i は虚数単位で, 0°≦ θ<360 ° である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) x と y を θ を用いて表せ.
(2) y のとりうる値の範囲を求めよ.
(3) 点 P( z) が実軸上にあるとき, θ と z を求めよ.
2003-10321-0103
【3】 関数 y= x2 のグラフ C と,定点 A( 0,a) (a >0 ) を通り傾き t の直線 l との交点を P ,Q とする.さらに,点 P における C の接線と点 Q における C の接線の交点を R とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 点 R の座標を a と t を用いて表せ.
(2) 三角形 PQR の面積 S を a と t を用いて表せ.
(3) 三角形 PQR の重心を G とする.直線 l の傾き t が実数全体を動くとき,点 G の軌跡を求めよ.
2003-10321-0104
【4】 a ,b ,c は定数で, a≠0 とする. 2 次関数 f ⁡(x )=a ⁢x2 +b⁢ x+c は, x= 12 のとき最大値 132 をとり, b= ∫-1 2⁡ f⁡(x )⁢dx をみたす.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 2 次関数 f⁡ (x) を求めよ.
(2) 方程式 x⁢ f⁡(x )+x- k=0 の異なる実数解の個数を求めよ.ただし, k は定数である.
2003-10321-0105
理,工,医,歯学部
【1】 関数 y= x2 のグラフ C と,定点 A( 0,a) (a >0 ) を通り傾き t の直線 l との交点を P ,Q とする.また,点 A を通り直線 l に垂直な直線 m と,曲線 C との交点を R ,S とする.ここで, t は正の実数とし, P と R の x 座標は正, Q と S の x 座標は負であるとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) PQ2 と RS 2 を a と t を用いて表せ.
(2) u=t2 + 1t2 とおき,四角形 PSQR の面積を T とするとき, T2 を u を用いて表せ.
(3) 直線 l の傾き t が正の実数全体を動くとき,面積 T の最小値を求めよ.
2003-10321-0106
【2】 A=( 1-1 2 4) とし, E は 2 次の単位行列とする.また, P と Q は 2 次の正方行列で A= 2⁢P+ 3⁢Q ,P +Q=E をみたしているとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) P と Q を求めよ.
(2) P2= P, Q2= Q を示し, P⁢Q と Q⁢ P を求めよ.
(3) A の逆行列を a⁢ P+b⁢ Q と表したとき,実数 a と b を求めよ.
(4) 自然数 n に対して, An を求めよ.
2003-10321-0107
【3】 1 辺の長さが r の正四面体 OABC において, OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とおき,三角形 ABC の重心を G とおく.このとき,次の問に答えよ.
(1) OG→ を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(2) OG→ ⊥AB→ , OG→ ⊥BC→ を示せ.
(3) 線分 OG を 3: 1 に内分する点を H とするとき, OH=HA を示し,この値を求めよ.
(4) ∠OHA を θ とおくとき, cos⁡θ の値を求めよ.
2003-10321-0108
理(数,物,化),工,医,歯学部
【4】 関数 f⁡ (x)= e-x 2⁢ (cos⁡x +sin⁡x ) に対して, f⁡(x )=1 の正の解を小さい方から順に a 1, a2 , ⋯, an , ⋯ とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) an を求めよ.
(2) an≦ x≦a n+1 の範囲で,曲線 y= f⁡(x ) と x 軸で囲まれる部分を, x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積 Vn を求めよ.
(3) 無限級数 ∑n =1∞ ⁡ Vn の和を求めよ.
2003-10321-0109
理(数,物),工学部
【5】 点 P は数直線上を原点から出発して,投げたサイコロの目が 1 ,2 , 3 または 4 なら正の向きに 2 進み, 5 または 6 なら負の向きに 1 進むとする.点 P の座標を x として,サイコロを n 回投げたとき, x=15 となる確率を pn とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) n 回中, 5 または 6 の目が k 回出る確率を n と k を用いて表せ.ただし, k=0 ,1 , ⋯, n とする.
(2) p9 と p10 を求めよ.
(3) n≧9 とするとき, pn を求めよ.
2003-10321-0110
理(数)学部
【6】 p と q は相異なる実数とし,整式 P⁡ (x) =x3 +p⁢x +q と Q⁡ (x) =x3 +q⁢x +p は共通因数 R⁡ (x) をもつとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) R⁡(x ) は 2 次式ではないことを示せ.
(2) r を実数として, R⁡(x )=x+ r とするとき, p と q の関係および r の値を求めよ.
(3) p=0 のときを考える.整式 S⁡ (x) は P⁡ (x) と Q⁡ (x) で共に割り切れる整式のうち次数が最小で,最高次数の項の係数が 1 であるとする.このような S⁡ (x) を求めよ.