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2003 新潟大学 前期

教育人間科学,経済,農学部

易□ 並□ 難□

【1】 平行四辺形 ABCD において,対角線 BD 3: 4 に内分する点を E とし,点 F は辺 CD の延長上にあって CD= 3DF をみたし,直線 AE と直線 CD の交点を G とする. AB =b AD =d とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)  AE AF b d を用いて表せ.

(2)  AG b d を用いて表せ.

(3) 直線 AG と直線 BF が垂直のとき, AB:AD を求めよ.

2003 新潟大学 前期

教育人間科学,経済,農学部

易□ 並□ 難□

【2】 複素数平面上で,複素数 α =1-2 i β =1+3 -( 1+2 )i を表す点をそれぞれ A( α) B( β) とする.点 A を中心として点 B を角 θ だけ回転した点を P( z) とし, z の実部を x 虚部を y とする.ただし, i は虚数単位で, 0° θ<360 ° である.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  x y θ を用いて表せ.

(2)  y のとりうる値の範囲を求めよ.

(3) 点 P( z) が実軸上にあるとき, θ z を求めよ.

2003 新潟大学 前期

教育人間科学,経済,農学部

易□ 並□ 難□

【3】 関数 y= x2 のグラフ C と,定点 A( 0,a) a >0 を通り傾き t の直線 l との交点を P Q とする.さらに,点 P における C の接線と点 Q における C の接線の交点を R とおく.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 点 R の座標を a t を用いて表せ.

(2) 三角形 PQR の面積 S a t を用いて表せ.

(3) 三角形 PQR の重心を G とする.直線 l の傾き t が実数全体を動くとき,点 G の軌跡を求めよ.

2003 新潟大学 前期

教育人間科学,経済,農学部

易□ 並□ 難□

【4】  a b c は定数で, a0 とする. 2 次関数 f (x )=a x2 +b x+c は, x= 12 のとき最大値 132 をとり, b= -1 2 f(x )dx をみたす.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  2 次関数 f (x) を求めよ.

(2) 方程式 x f(x )+x- k=0 の異なる実数解の個数を求めよ.ただし, k は定数である.

2003 新潟大学 前期

理,工,医,歯学部

易□ 並□ 難□

【1】 関数 y= x2 のグラフ C と,定点 A( 0,a) a >0 を通り傾き t の直線 l との交点を P Q とする.また,点 A を通り直線 l に垂直な直線 m と,曲線 C との交点を R S とする.ここで, t は正の実数とし, P R x 座標は正, Q S x 座標は負であるとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  PQ2 RS 2 a t を用いて表せ.

(2)  u=t2 + 1t2 とおき,四角形 PSQR の面積を T とするとき, T2 u を用いて表せ.

(3) 直線 l の傾き t が正の実数全体を動くとき,面積 T の最小値を求めよ.

2003 新潟大学 前期

理,工,医,歯学部

易□ 並□ 難□

【2】  A=( 1-1 2 4) とし, E 2 次の単位行列とする.また, P Q 2 次の正方行列で A= 2P+ 3Q P +Q=E をみたしているとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  P Q を求めよ.

(2)  P2= P Q2= Q を示し, PQ Q P を求めよ.

(3)  A の逆行列を a P+b Q と表したとき,実数 a b を求めよ.

(4) 自然数 n に対して, An を求めよ.

2003 新潟大学 前期

理,工,医,歯学部

易□ 並□ 難□

【3】  1 辺の長さが r の正四面体 OABC において, OA =a OB =b OC =c とおき,三角形 ABC の重心を G とおく.このとき,次の問に答えよ.

(1)  OG a b c を用いて表せ.

(2)  OG AB OG BC を示せ.

(3) 線分 OG 3: 1 に内分する点を H とするとき, OH=HA を示し,この値を求めよ.

(4)  OHA θ とおくとき, cosθ の値を求めよ.

2003 新潟大学 前期

理(数,物,化),工,医,歯学部

易□ 並□ 難□

【4】 関数 f (x)= e-x 2 (cosx +sinx ) に対して, f(x )=1 の正の解を小さい方から順に a 1 a2 an とおく.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  an を求めよ.

(2)  an xa n+1 の範囲で,曲線 y= f(x ) x 軸で囲まれる部分を, x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積 Vn を求めよ.

(3) 無限級数 n =1 Vn の和を求めよ.

2003 新潟大学 前期

理(数,物),工学部

易□ 並□ 難□

【5】 点 P は数直線上を原点から出発して,投げたサイコロの目が 1 2 3 または 4 なら正の向きに 2 進み, 5 または 6 なら負の向きに 1 進むとする.点 P の座標を x として,サイコロを n 回投げたとき, x=15 となる確率を pn とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  n 回中, 5 または 6 の目が k 回出る確率を n k を用いて表せ.ただし, k=0 1 n とする.

(2)  p9 p10 を求めよ.

(3)  n9 とするとき, pn を求めよ.

2003 新潟大学 前期

理(数)学部

易□ 並□ 難□

【6】  p q は相異なる実数とし,整式 P (x) =x3 +px +q Q (x) =x3 +qx +p は共通因数 R (x) をもつとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  R(x ) 2 次式ではないことを示せ.

(2)  r を実数として, R(x )=x+ r とするとき, p q の関係および r の値を求めよ.

(3)  p=0 のときを考える.整式 S (x) P (x) Q (x) で共に割り切れる整式のうち次数が最小で,最高次数の項の係数が 1 であるとする.このような S (x) を求めよ.

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