Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2003年度一覧へ
大学別一覧へ
慶応義塾大一覧へ
2003-13338-0401
2003 慶応義塾大学 商学部
易□ 並□ 難□
【1】
(1) 実数 a と実数 r について,次の式
(1+i )⁢r2 +(a- i)⁢r +2⁢( 1-a⁢ i)=0
が成り立つとする.このとき, a= (1) かつ r=- (2) である.ただし, i2= -1 とする.
2003-13338-0402
(2) 3 次方程式 x3 -2⁢ x2+ 3⁢x- 4=0 の 3 つの解を複素数の範囲で考え,それらを α ,β , γ とする.このとき, α4 +β4 +γ4 の値は (3) (4) である.また, α5 +β5 +β5 の値は (5) (6) である.
2003-13338-0403
(3) a ,b を正の実数とする.このとき
「 x2 +y2 ≦a2 ならば, |x- 2⁢y| ≦b である」
という命題が成り立つための必要十分条件は
a≦ (7) (8)⁢ b
である.
2003-13338-0404
【2】 ある定数 r ,s ,u が存在して,どんな 2 次の整式 f⁡ (x)= a⁢x2 +b⁢ x+c に対しても,つねに
∫ -77 ⁡f⁡ (x)⁢ dx=r ⁢f⁡( u)+s ⁢f⁡( -u)
が成り立つとする.このとき,定数 r ,s ,u は
r= (9), s= (10) ,u =± (11)⁢ (12) (13)
2003-13338-0405
【3】 零ベクトルでない 2 つのベクトル a→ , b→ に対して,次の 2 つの条件
(ⅰ) | a→ | 4+ | a→ -b→ | 4= 10⁢ |b → | 4
(ⅱ) | a→ | 2 と | a→ -b→ | 2 は,それぞれ | b→ | 2 の整数倍になっている
が成り立つとする.ただし, | a→ | , | b→ |, |a →-b → | は,それぞれ a → ,b → ,a →- b→ の大きさを表す.このとき, a→ と b→ のなす角 θ (0 °≦θ≦ 180°) と |a →| | b→ | の値は
θ= (14) (15) (16) ° , | a→ | | b→ | = (17)
または
θ= (18) (19) ° , | a→ | | b→ | = (20)
2003-13338-0406
【4】 2 つの曲線 C1 :y= x2+a ⁢x+p と C2 :y=- x2+ b⁢x+ q の両方に同時に接する直線について考える.
(1) このような直線が,異なって 2 つ存在するための必要十分条件は
(a- b) (21) - (22) ⁢ (p- q)<0 ⋯ (*)
(2) 上の式(*)が成り立つとき,曲線 C1 , C2 の両方と同時に接する 2 つの直線を,それぞれ l1 , l2 とする. l1 と l2 が交わる点の x 座標は
x= b-a (23)
(3) 特に b= a, q=-p で,かつ式(*)が成り立つ場合について考える.(2)と同様に, C1 ,C2 の両方と同時に接する 2 つの直線を,それぞれ l 1, l2 とする.このとき, C1 , l1 , l2 で囲まれる部分の面積と, C2 , l1 , l2 で囲まれる部分の面積の和は
(24)(25)⁢ p⁢ p
2003-13338-0407
【5】 log3⁡ 7 は有理数ではないことを証明せよ.