2003 上智大学 理工(機械・化学)学部2月11日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2003 上智大学 理工学部機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  p を実数定数とし,直線 y= 2p x+p2 +2 p+1 lp とおく.放物線

y= x2+ x+

は,どのような p に対しても直線 lp と接している.

2003 上智大学 理工学部機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)  0<a < π2 とし,

S(a )= 0 π2 | x-a | sinx dx

とおく. S(a ) a= π のとき,最小値 + + π をとる.

2003 上智大学 理工学部機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【2】  m を自然数, cn

cn= n n+m n= 1 2

とし, an を次の式をみたす数列とする.

a0= 1

an 2-c na n-1 (a n+c na n-1 )=0 an>0 n=1 2

(1)

an= ( + ) c na n-1 n= 1 2

である.

(2)  m=2 のときに an を最小にする n であり, m=20 のときに an を最小にする n である.

(3)  k 個から l 個選ぶ組合せの数を C lk で表す. n=7 m=2 のとき

( + ) 7= Cl k a7

とすると k= l= である.ただし 2 lk l 1 とする.

2003 上智大学 理工学部機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面上を x 軸上の点 (1, 0) から出発し,第 1 象限,第 2 象限, と連続した軌跡を描きながら反時計回りに動く点がある.出発するときの時刻 t 0 とし,各象限での運動の速度ベクトル ( d xdt , d ydt ) はそれぞれ

1 象限で (-2 a2 t,2 b2 t)

2 象限で (-2 b2 t,- 2a2 t)

3 象限で (2 c2 t,-2 d2 t)

4 象限で (2 d2 t, 2c2 t)

とする.

 出発前に,硬貨を 4 回投げて a b c d を決定する.その際,各試行に対し,表が出たら 1 裏が出たら 2 と定める.一度定めた a b c d の値はそのまま固定する.

(1) 運動する点が同じ機動を回り続ける確率は であり,原点に収束する確率は である.

(2)  a=1 b=1 c =2 d=1 の場合を考える.第 1 象限を通過し,最初に y 軸に達するときの時刻は である.続いて第 2 象限を通過し, x 軸に達するときの時刻は である.続いて第 3 象限を通過し, y 軸に達するときの時刻は である.続いて第 4 象限を通過し, x 軸に達するときの時刻は である.

2003 上智大学 理工学部機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【4】  xyz 空間において,ある物体が xz 平面上の点 P( 0,0, 1) から,各成分が負の方向ベクトル k = (-a, -b,- c) の方向に直進した.その物体は yz 平面上の点 Q で方向を変え,

l =(-a cosθ +bsin θ,- asin θ-b cosθ, -c)

の方向に直進し, xy 平面上の点 R を通過し, xz 平面上の点 S で止まった.

(1)  a=4 b=2 c =3 θ= 54 π のとき,点 R x 座標は であり,点 S x 座標は である.

(2)  b=1 c=3 θ =π のときを考える.点 Q の座標が正,点 R y 座標が負である条件は < a< である.この範囲を a が動くとき,点 R x 座標, y 座標は

y= x+ x+

をみたす.

inserted by FC2 system