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2004 横浜国立大学 前期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の不等式を証明せよ.

(1)  x>0 y>0 のとき,

x +y2 x y

(2)  x>1 y>1 のとき,

( log10 x +y2 )2 log 10 x log10 y

(3)  x>1 のとき,

logx (1 +x)> log1 +x (2 +x)

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経済学部

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上で,原点 O と異なる点 P (x ,y) に対し, O を端点とする半直線 OP 上に点 Q (X ,Y) OP OQ= 4 が成り立つようにとるものとする.

(1)  X Y x y で表せ.

(2)  P

{x +y2 x 2+ y2 4

で表される領域を動くとき, Q の存在する領域を D とする. D を不等式で表せ.

(3) (2)で求めた範囲 D を図示し,その面積を求めよ.

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経済学部

易□ 並□ 難□

【3】  α β θ u v は角であり, α β 0 °<β α <180 ° を満たす.ベクトル a b c p q を次のように定める.

(1)  c =s a +t b を満たす実数 s t α β θ で表せ.

(2)  p a p 0 b p 0 を満たすとき, α θβ の範囲の全ての θ に対して, c p 0 が成り立つことを示せ.

(3)  αθ β の範囲のすべての θ に対して, c p 0 が成り立つような u の範囲を求めよ.

(4) (3)で求めた範囲のすべての u に対して, p q 0 が成り立つような v の範囲を求めよ.

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工学部

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【1】 関数 f (x)= x(1 x) e x に対して, f( x) の表す曲線を C とする.次の問いに答えよ.

(1)  C の概形を描け. C の凹凸も調べること.ただし, limx f (x)= 0 を証明なしに用いてもよい.

(2) 原点 (0 ,0) を通り,原点以外の点で C に接する直線を l とする. C l で囲まれる図形の面積を求めよ.

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工学部

易□ 並□ 難□

【2】  O を原点とする xy 平面上に円 C :( x1 )2 +y2 =r2 r>0 がある. C 上の点 P (ただし, r=1 のときは, P O ではないとする)に対して, O を端点とし P を通る半直線上に

OPOQ =3

をみたす点 Q を定める. P C 上を(ただし, r=1 のときは O を除いて)動くとき, Q が描く軌跡を T とする.次の問いに答えよ.

(1)  r=1 のときの T の方程式を求めよ.

(2)  r1 のとき, T は円であることを示し,その中心と半径を求めよ.

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工学部

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【3】 異なる複素数 α β γ

2α 2+ β2+ γ2 2 αβ 2 αγ =0

をみたすとき,次の問いに答えよ.

(1)  γ αβ α の値を求めよ.

(2) 複素数平面上で, 3 A (α ) B( β) C (γ ) を頂点とする ABC はどのような三角形か.

(3)  α β γ x 3 次方程式

x3 +k x+20 =0 k は実数の定数)

の解であるとき, α β γ および k を求めよ.

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工学部

易□ 並□ 難□

【4】 三角形 ABC があり辺 AB k :1 k>1 に外分する点を D とする.辺 AC x: 1 x>0 に内分する点を P とし,線分 PD と辺 BC の交点を Q とする.面積比 PBQ ABC f (x ) とおく.次の問いに答えよ.

(1)  AQ AB AC k x で表せ.

(2)  f(x ) を求めよ.

(3)  x x> 0 の範囲を動くとき, f( x) を最大にする x k で表せ.

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工学部

易□ 並□ 難□

【5】  xy 平面上に原点 O を中心とする半径 1 の円 C がある.半径 1n n は自然数) の円 C n が, C に外接しながらすべることなく反時計回りに転がるとき, Cn 上の点 P の軌跡を考える.ただし,最初 P は点 A (1, 0) に一致していたとする.次の問いに答えよ.

(1)  O を端点とし C n の中心を通る半直線が x 軸の正の向きとなす角が θ となるときの P の座標を n θ で表せ.

(2)  P がはじめて A に戻るまでの P の軌跡の長さ l n を求めよ.

(3) (2)で求めた l n に対し, lim n ln を求めよ.

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