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2004-13591-0301
2004 早稲田大学 理工学部
2月16日実施
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問に答えよ.
(1) 実数 a に対して f⁡ (x)= a⁢x+ 2 とする. f⁡( f⁡(f ⁡(x) )) が f ⁡(x ) の逆関数になるような a を求めよ.
2004-13591-0302
(2) 長さ 3⁢ 2 の線分 PQ が座標平面上にあり,点 P は直線 y =x 上を,点 Q は直線 y =-x 上を動くとする.このとき,線分 PQ を 2 :1 に内分する点 R の x 座標の最大値を求めよ.
2004-13591-0303
【2】 E を 2 次の単位行列とし,また, O を 2 次の零行列とする.以下の問に答えよ.
(1) 2 次正方行列 J が J 2=- E を満たしているとき, x⁢E +y⁢ J=O となる実数 x , y は x =y=0 のみであることを示せ.
(2) A=( 1 -2 23 ) のとき
A=a⁢ E+b⁢ J, J2= -E
を同時に満たす実数 a , b および 2 次正方行列 J を求めよ.
2004-13591-0304
【3】 2 つのサイコロを同時に投げる試行 T を行うとする.この試行 T においてサイコロの出た目の差の絶対値が 1 以下である事象を A で表す.以下の問に答えよ.
(1) A が起こる確率を求めよ.
(2) 試行 T をくり返して m 回目に初めて A が起こる確率を求めよ.
(3) n を正の整数とする.試行 T をくり返し, 2⁢n 回以下の偶数回目で初めて A が起こる確率 p n を求めよ.また p n が 27 より大きくなる最小の n を求めよ.
2004-13591-0305
【4】 初項が a 1= 2 で,漸化式
an+ 1= 2+a n ( n=1 , 2 ,3, ⋯)
で定義される数列 {a n} について以下の問に答えよ.
(1) log⁡( a1- 1)+log ⁡(a 2-1 )+log⁡ (a3 -1)+ log⁡( a3+ 1) の値を求めよ.
(2) すべての正の整数 n について,次の不等式が成り立つことを示せ.
0<2- an< 1 2n- 1
(3) ∑n= 1∞ ⁡log⁡ (an -1) を求めよ.
2004-13591-0306
【5】 a ,b は実数で b> 0 とし, 2 つの曲線 C 1:y =ex , C2 :y= b⁢e a⁢x ⁢cos ⁡x を考える.以下の問に答えよ.
(1) a=b= 1 のとき, 0≦x ≦2⁢ π において C1 , C2 によって囲まれる部分の面積を求めよ.
(2) - π2 <θ< π 2 として a= 1+tan⁡ θ とおく. 0<x <π において C 1 ,C 2 が交点を持たないような正の実数 b の範囲を θ を用いて表せ.