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2004-15113-0501
2004 関西学院大学 文系学部F方式
2月5日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
(1) x>0 として,方程式 3 x2 ⁢log9 ⁡x =x⁢ x を解きたい.そのためにまず,両辺の 3 を底とした対数をとると, x2 ⁢log9 ⁡x= (ア) となる.
これより,方程式の解は x =(イ) , (ウ) (ただし (イ)< (ウ) )となる.
2004-15113-0502
(2) 1 から 7 までの数字が書かれた 7 枚のカードがある.その中から異なる 3 枚のカードをとり出して一列に並べるとき,可能なすべての場合の数は (エ) 通りである.そのうち,奇数のカードだけからなるものは (オ) 通り,偶数のカードをちょうど 1 枚含むものは (カ) 通りである.これから,偶数のカードをたかだか 1 枚含むものは (キ) 通りであり,少なくとも一枚含むものは (ク) 通りである.
2004-15113-0503
【2】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
a>0 とする.関数 f ⁡(x )=a ⁢x2 +b⁢ x+c と g ⁡(x )=p ⁢x2 +q⁢ x+r が,条件
f⁡(1 )=1 , f⁡(2 )=2 , g⁡( 2)= 4 , g ⁡( 3) =6 , 2 ⁢f′ ⁡( 2) =g′ ⁡( 2)
を満たすとき, b ,c , p ,q , r を a を用いて表すと, b= (ア) ,c =(イ) , p= (ウ) , q= (エ) , r= (オ) である.
よって,曲線 y =f⁡ (x ) と直線 y =x で囲まれる図形の面積を S 1 , 曲線 y =g⁡ (x ) と直線 y =2⁢ x で囲まれる図形の面積を S 2 とするとき,それらを a を用いて表すと, S 1= (カ) で, S2 =(キ) である.これから, S1 +S2 =1 となるのは a =(ク) のときである.
2004-15113-0504
【3】 複素数 α に対して, α に共役な複素数を α ‾ で表す.次の問いに答えよ.
(1) 複素数平面上の点 z に対し,虚軸に関して対称な点を z ‾ を用いて表せ.
(2) 実軸上の点 a を通り,虚軸に平行な直線に関して, z と対称な点を w とするとき, w を z ‾ と a を用いて表せ.
(3) k を自然数, r を実数とする(ただし, r ≠-1 ).実軸上の点 r k を通り,虚軸に平行な直線を l k とする.複素数平面上の点 z 0 に対して,直線 l 1 に関して z 0 と対称な点を z1 , 直線 l 2 に関して z 1 と対称な点を z 2 , 以下一般に直線 l k+1 に関して z k と対称な点を z k+1 と定義する.このとき, z2 ⁢k -z 2⁢k -2 を r と k を用いて表せ.
(4) (3)で求めた漸化式を解いて z 2⁢k を z 0 と r と k を用いて表せ.