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2005-10421-0501
2005 信州大学 後期 理学部数IAIIB
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 太郎さんは 1 から 10 までの自然数の中から異なる 5 つの数を無作為に選び,花子さんも同様に 5 つの数を選ぶとする.このとき, 2 人の選んだ数が 3 つ以上一致している確率を求めよ.
2005-10421-0502
(2) n を 2 以上の自然数とするとき,和 ∑ k= 2n ⁡ 1 (k 2-1 )⁢ k を求めよ.
2005-10421-0503
(3) ▵ABC の内部に点 P をとり,直線 AP と辺 BC の交点を Q とする.また a と b を PA→ +a⁢ PB→ +b⁢ PC→ =0 → をみたす数とするとき, PQ →= x⁢PA → をみたす数 x を a と b で表せ.
2005-10421-0504
【2】 放物線 C: y=a⁢ x2 と点 A (0 ,1) を考える.ただし a は正の定数とする.この放物線 C 上の点 P (t ,a⁢ t2 ) ( t>0 ) から x 軸におろした垂線の足を Q とする.また y 軸と線分 AP および放物線 C で囲まれた部分の面積を S 1 とし, x 軸と線分 PQ および放物線 C で囲まれた部分の面積を S 2 とする.このとき次の問いに答えよ.
(1) S1 と S 2 を a と t で表せ.
(2) t が正の実数全体を動くとき, S1 -S2 の値の最大値が 1 であるという.このとき a の値を求めよ.
2005-10421-0505
【3】 p と q を p 2≠ q となる正の数とする.定点 (p ,q) を通る放物線 y =a⁢ x2+ b⁢x +c が直線 y =0 および放物線 y =x2 とそれぞれ 1 点のみを共有しているとする.このような a , b ,c の値の組をすべて求めよ.
2005-10421-0506
【4】 座標平面上に 2 点 A (-1 ,0) ,B (1 ,0) をとる.点 P (x ,y) と線分 AB 上の点との距離の最小値を d とし,最大値を D とする. D≧2 ⁢d をみたす点 P の存在する領域を図示し,その面積を求めよ.