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2005-13363-0301
2005 上智大学 総合人間(社会),
法(国際関係法)学部
2月8日実施
易□ 並□ 難□
【1】
(1) a ,b を実数とする.整式
P=a⁢ (x+ 1)2 ⁢(2 ⁢x+1 )-4⁢ (x- 1)2 ⁢(2 ⁢x-1 )+b⁢ x⁢( x-3) 2
が (x+ 1)⁢( x+2) で割り切れるならば, a= ア ,b = イ であって, P=( x+1) ⁢(x+ 2)⁢ ( ウ ⁢x + エ ) と因数分解される.
2005-13363-0302
(2) α= 5- 15 +3 は整数を係数にもつ 2 次方程式
x2+ オ⁢ x+ カ=0
の解である.この方程式のもう 1 つの解を β とすると β = キ + ク ⁢ ケ であって, α3- β3 α-β = コ が成り立つ.
2005-13363-0303
(3) -90°≦ θ≦90 ° の範囲で, log2 ⁡( 3⁢ cos⁡θ -sin⁡θ +2) は θ = サ ° のとき最大となり, θ= シ° のとき最小値 ス をとる.
2005-13363-0304
(4) 三角形 ABC において ∠A= 15° ,AB= 4⁢3 , AC=6 ⁢2 であるとき
BC= セ -2⁢ 3 ,∠C = ソ °
であり,面積は
タ + チ ⁢ ツ
である.
2005-13363-0305
【2】 座標平面上で,関数 y= |x2 -4⁢ x|+ 2⁢x のグラフを C , 直線 y= p⁢x を l とする.ただし p は定数である.
(1) l と C の交点の個数がちょうど 3 つになるための必要十分条件は
テ<p < ト ⋯ (*)
である.このとき原点以外の 2 つの交点の x 座標は
ナ⁢ p+ ニ , ヌ ⁢p + ネ ,
ただし ナ⁢ p+ ニ< ヌ⁢ p+ ネ , である.
(2) p が条件(*)をみたすとき, l と C で囲まれる 2 つの領域のうち, l より上にある領域の面積は
ノ ハ ⁢ p3+ ヒ⁢ p2 + フ⁢ p+ ヘ ,
l より下にある領域の面積は
ホ ⁢ p2+ マ⁢ p+ ミ
である.この 2 つの面積の和は p= ム+ メ⁢ モ のとき最小になる.
2005-13363-0306
【3】 すべての辺の長さが 3 である右図のような立体がある.この立体の辺上を通って N から S へ行く経路を考える.ただし同じ点を 2 度通ってはいけない.
最短の経路は長さ 3 であり,この長さになる経路は全部で 4 通りある.
(1) 長さが 4 の経路は全部で ヤ 通りある.
(2) 長さが 5 の経路は全部で ユ 通りある.
(3) 長さが 6 の経路は全部で ヨ 通りある.
(4) 最長の経路は長さ ラ であり, N→A →B→ ⋯→S と進む最長の経路は全部で リ 通り, N→A →E→ ⋯→S と進む最長の経路は全部で ル 通りある.したがって,最長の経路は全部で レ 通りあることがわかる.